2023.12.03
深めるファイターズが移転して、新たな活用方法を模索している札幌ドーム。
運営会社が注目したのは、「青春の1ページ」の提供でした。
ステージを走って演奏するパワフルな音楽。
札幌ドームで初めて開かれた、北海道内6つの高校の吹奏楽部と卒業生によるコンサートです。
巨大な暗幕で会場を仕切り、半分の規模にする「新モード」で行いました。
札幌ドームのアリーナといえば選ばれたアーティストだけが立つことのできる高校生憧れのステージ。
本番の前夜、ドームを訪ねると、コンサートに出る6校による「合宿」が行われていました。
ファイターズの移転で新たな収入源を模索する札幌ドームが、高校の吹奏楽部に呼びかけ、「コンサート」と「合宿」を初めて実現させました。
夜11時の消灯まで演奏し放題。
ふだん吹けない時間帯でも心ゆくまで「自主練」できます。
「宿泊」も当然、ドームの中。
食事や宿泊スペースにはプロスポーツ選手が使う「控室」や報道陣が使う「記者室」などが提供されました。
ことしは、高校野球、高校サッカー、高校ラグビーと、高校生のアマチュアスポーツの決勝戦が札幌ドームで行われました。
札幌ドームでは、将来的な活用方法として、学校や生徒から意見を聞きながら検討していきたいと話しています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年11月20日)の情報に基づきます。
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