今回の挑戦で最大の難関、長崎県を走る中さん。
道路にはレンガがはってあり、車いすの前輪が引っかかって転倒しないよう、細心の注意を払って走ります。
とても気が抜けません。
一方で、「サポーターがいない」問題は解決!
長女の岬さんが、仕事の休みを3日早めてかけつけてくれたのです。
長崎県に入り、中さんの気持ちにまた変化が出てきました。
「今まで走ってゴールするのが目的だったけど、熊本で熊本城を見てから、ゴールも大事だけど、こういう名所を見られるのが大事だなと思っていて」
熊本県から、”走る意味”を見失っていた中さん。
今まで見たことのない物に触れ、様々な人との出会いが刺激になり、新たな気持ちでゴールへと走り出しました。
「一生懸命走ってゴールするなら、ゴールした方がいいかもしれないけど、出会う人出会う人と、その時その時、一瞬一瞬の、大事なことがあって、そっちの方が大事に思えてきた」
スタートから25日で、814Kmを走り佐賀県へ。
さらに、その翌日には、ゴールのある福岡県へ入り、いよいよ最終日です。
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