北海道内各地で初雪が観測され、いよいよ本格的な雪のシーズンが到来。
そこで困るのが、自転車の保管場所です。
自転車利用者からは、「外に保管していたので、雨にぬれたり雪で自転車がつぶれた」なんて声も。
そんな悩みを解決する便利な保管サービスも人気です。
今どきの冬の自転車事情を深掘りしました。
連載「じぶんごとニュース」
2022年4月にオープンした、札幌市中央区にある公共の駐輪場です。
11月17日から、冬の期間の自転車の預かりサービスが始まりました。
収容台数はおよそ800台で、自転車1台2000円。
12月1日から2024年の3月31日までの4か月間、預かってもらえます。
去年は、収容台数の9割ほどが埋まったという人気のサービス。
「雪に埋もれると傷んでしまう…」
「とはいっても、自宅には保管場所がない…」
そんな事情から、こういった駐輪場での預かりを利用する人が多いんだそうです。
このサービスは、札幌市が管理する市内6箇所の駐輪場で行っていて、期間は施設によって異なります。
先着順で、定員に達したら受付は終了。
預けた後は、来年の春まで出庫はできませんので、ご注意を!
実はこのサービス、スタートは2005年までさかのぼります。
対応駐輪場も利用客も年々増え、放置自転車を減らすのにも一役買っているんです。
札幌市では、自転車の駐輪禁止区域外についても、路上に停められている自転車に札を付けて、 3日以上ついていた場合、放置自転車と判断して撤去しています。
さらに冬の間は、その自転車に雪が積もって撤去作業がしにくくなったり、除雪作業の妨げにもなります。
そのため、自転車の預かりサービスなどもはじめて、放置自転車を減らす手助けをしているというわけなんです。
一方で、自転車の保管は、こんなところでも始まっています。
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