2023.11.26

暮らす

【冬支度】「自転車納め」どうする?値上がりで買い替えがキビしい今こそ「保管」以外も充実

北海道内各地で初雪が観測され、いよいよ本格的な雪のシーズンが到来。

そこで困るのが、自転車の保管場所です。

自転車利用者からは、「外に保管していたので、雨にぬれたり雪で自転車がつぶれた」なんて声も。

そんな悩みを解決する便利な保管サービスも人気です。

今どきの冬の自転車事情を深掘りしました。

連載「じぶんごとニュース

4か月2000円で 公共施設の人気サービス

2022年4月にオープンした、札幌市中央区にある公共の駐輪場です。

11月17日から、冬の期間の自転車の預かりサービスが始まりました。

収容台数はおよそ800台で、自転車1台2000円。

12月1日から2024年の3月31日までの4か月間、預かってもらえます。

去年は、収容台数の9割ほどが埋まったという人気のサービス。

「雪に埋もれると傷んでしまう…」

「とはいっても、自宅には保管場所がない…」

そんな事情から、こういった駐輪場での預かりを利用する人が多いんだそうです。

このサービスは、札幌市が管理する市内6箇所の駐輪場で行っていて、期間は施設によって異なります。

先着順で、定員に達したら受付は終了。

預けた後は、来年の春まで出庫はできませんので、ご注意を!

実は「放置自転車」対策にも

実はこのサービス、スタートは2005年までさかのぼります。

対応駐輪場も利用客も年々増え、放置自転車を減らすのにも一役買っているんです。

札幌市では、自転車の駐輪禁止区域外についても、路上に停められている自転車に札を付けて、 3日以上ついていた場合、放置自転車と判断して撤去しています。

さらに冬の間は、その自転車に雪が積もって撤去作業がしにくくなったり、除雪作業の妨げにもなります。

そのため、自転車の預かりサービスなどもはじめて、放置自転車を減らす手助けをしているというわけなんです。

一方で、自転車の保管は、こんなところでも始まっています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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