2023.11.25

暮らす

【話題】「LINEおばさん構文」のなぜ?長い文章に「。」若者に不評の背景とは

若者が知らない「ガラケー文化」

ITジャーナリストでSNS、インターネット関連の専門家、成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「若者と大人世代では、全くコミュニケーションの形態が異なるから、というのが一番大きい」と話します。

大人世代が最初にメッセージのやり取りをし始めたのは、「ガラケー文化」の頃。

ガラケーではメールでのやり取りでした。

メールの場合、相手がいつ読むのかわからず、一つのメッセージで要件が完結している必要があります。

だからこそ当然、文章は長くなるし、読みやすくするための句読点があったり、絵文字・顔文字をつかって、「楽しい気持ち」を表現したうえで送ったりするのが、ひとつの正しいマナーでもあったわけです。

一方で、若者にとってLINEは、「リアルタイムで会話を楽しむ」コミュニケーションスタイルだと、高橋さんは指摘。

「LINEはメールではないので、『短文』で『スピーディ』なやりとりが正解」となるのだそうです。

若者と大人世代では、そもそも、LINEのとらえ方が違うんですね。

LINEがサービスを開始したのは、2011年から。

今の若者は、LINEで会話するのが通常のスタイルとなっているようです。

もう1つ、若い世代と大人世代でとらえ方が違うのが「句読点を使う」こと。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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