十勝の上士幌町で作られた希少な豆が、2021年7月からオンラインで買えるようになりました!
希少な生豆や、豆の加工品が揃っているほか、生豆のサブスクリプションサービスもあります。
販売しているのは、上士幌町で昭和10年代から豆を生産している「関口農場」。
生豆を中心としたブランド「オリベの豆や」では
スーパーマーケットに並んでいるような主要な豆から、国内ではほとんど生産されなくなった希少な豆まで、約20種類を取り扱っています。
新たに始まったサブスクリプションサービスでは、定額1,800円(送料・税込)で毎月2種類の生豆が届きます。
もうひとつの新ブランド「OribeBeans(オリベビーンズ)」は、日常に豆を取り入れることを提案するために生まれました。
豆のふりかけ、豆のピクルスなど、豆を食べやすいように加工した食品を取り扱っています。
新ブランド立ち上げの背景には、町外との「ご縁」がありました。
関口農場をはじめ、上士幌町にはいいものを作る事業者はいるものの
認知度の向上や販路の拡大が課題でした。
そこで2020年10月から町が始めたのが、「かみしほろ縁ハンスプロジェクト」。
ブランディングやマーケティングスキルや経験が豊富な町外の人材に
兼業・副業という働き方で地元の事業者と協働してもらい、
商品の価値向上や販売促進、新たなビジネスの創出をするプロジェクトです。
その第1号が関口農場。
マッチングしたのは、「一般社団法人つむぐ、つづる。」や首都圏の広告・イベント会社に所属する、コピーライターの初海淳さん。
兼業という形で、関口農場が展開する商品のブランドアイデンティティの策定、商品のクリエイティブディレクションやコピー制作などを担当したといいます。
上士幌町は、およそ5,000人の人口に対して面積は700平方キロメートルほどで、総面積のおよそ76%を森林が占める、緑豊かな町です。
畑作、酪農、林業などが基幹産業で、特に乳牛の飼育頭数は全国トップクラス。
より魅力を広めたいと「縁」を求めている事業者は、ほかにもいます。
「かみしほろ縁ハンスプロジェクト」は、2020年10月の開始時、
都心のビジネスパーソンを中心に19名から応募があり、
うち2人が町内の2つの事業者とマッチングしました。
秋からは、第2回目のプロフェッショナル人材の募集が始まる予定です。
参考:【北海道上士幌町】町内事業者とプロ人材のマッチングプロジェクト 初の協働開発商品が誕生、7月21日よりオンラインショップで販売開始 ―PRTIMES
※掲載の内容はプレスリリース掲載日の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、最新の情報は各所にお問い合わせください。