「今は外出できないから、服や小物は必要ないわ」。
そんな声も聞こえてきますが、こんな時だからこそ、とっておきの装いで気分を上げてみませんか。
小野寺智美さんがデザインから縫製まで手掛けるアパレルブランド「Sjunde himlen.」には、おしゃれを再開したくなるアイテムがずらり。天然素材の洋服や布小物は、色の美しさ、手触り、シルエット、どれを取ってもうっとりする仕上がりです。
洋服の端切れでできたオンリーワンのエコバッグは、気軽に手にできる一品。色の組み合わせが楽しく、見ているだけで心が和みます。「大切な布を無駄にしたくない」という小野寺さんの願いも伝わり、一層愛着が湧くのです。
一般的なエコバックより一回り小さく、雑貨や文庫本といった小物の買い物に重宝するサイズ。タイミングによっては同じ布で作られた洋服も販売されているので、おそろいで着用するのもすてきです。
<小野寺智美さん>
釧路市出身、帯広市育ち。札幌市の服飾学校を卒業後、アパレルの販売員を経て2016年、富良野市でアトリエショップを開く。ブランド名はスウェーデン語で「理想郷」。「理想の自分と出会える」という思いを込めた。昨年芽室町に移転。
ショップ「HIMLEN 07 store.」(芽室町北明西9線17-16)やHPで購入可。展示会の開催情報はインスタグラムでチェックを
◆いいものfromトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年7月号より。
※撮影/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。