年末年始に爆買いしてない？FPが教える「支出が増えすぎる人」がしがちなお金の使い方

支出に対する改善策

ついつい支出が増える年末年始。いくつかの品目に対する改善策を考えてみました。
食料に関しては、年末年始に購入するクリスマスケーキやおせちなど、一部を手づくりで用意する。または、お正月価格で値段が高騰しているなか、縁起物の準備を人数分ではなく少量にする。

あるいは、振り切って普段どおりの食事をする。そして、カニやウニといった高価な食べ物は、ふるさと納税を活用してみるのはいかがでしょうか？

教育娯楽関係費は、クリスマスプレゼントを12月の収入で買うのではなく、毎月数千円ずつプレゼント予算を作り購入する。または、お店のクーポンやポイント、キャンペーンなどを利用し、より安く買えるお店もしくはサイトで比較して購入するとよいと思います。

旅行に対しては、早い時期から予約しておく“早割”や旅行日の直前に予約する“直前割”を利用することで、通常より安く旅行することができます。

まとめ

ここで紹介した節約方法は一部に過ぎません。「特別な時期だから支出の増加は仕方がない」とあきらめずに、さらなる節約方法を模索し、より自身に適した節約を行いましょう。支出を抑えること自体も楽しみながら行えるといいですね。今年の支出を記録しておいて、来年の支出と比べる“レコーディング”もおすすめです。

記録するだけでも意識が変わり、意外に支出が抑えられるという方もたくさん見てきています。行動制限のかからない年末年始を心から楽しみましょう。

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文：FP鶴羽（ファイナンシャルプランナー）
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【ライター：FP鶴羽　PROFILE】
旭川在住の元陸上自衛官。
バブルの頃に野山を駆け回っていた見た目とギャップありのワイルドだろう系アラフィフ。
お金に疎すぎて色々と失敗を重ねたことをバネに現在は家計の専門家ファイナンシャルプランナーとしてセミナーやラジオでお金の情報発信中。

【参考】
家計調査報告（家計収支編）‐2022年（令和4年）12月分、10～12月期平均及び2022年平均‐／総務省統計局
家計調査報告（家計収支編）‐2021年（令和3年）12月分，10～12月期平均及び2021年平均‐／総務省統計局
第1 ‐１表 1世帯当たり1か月間の支出（二人以上の世帯）／総務省統計局
二人以上の世帯_支出金額[円]／総務省統計局

【画像】ペイレスイメージズ1（モデル）、CORA、nonpii / PIXTA（ピクスタ）