キャプションに「クルミを持ったまま、寝てしまった子リスさん」とありました。
もうお腹いっぱいで、眠くなってきているのに、さらに欲張って、クルミを手に取ったところで、〝電池が切れて〟しまったのでしょう。
人間の赤ちゃんでも、よくある姿ですねー。カラダの毛が、だんだん、もふもふの冬毛に変わりつつあります。〝耳毛〟も、少しずつ伸びてきているのがわかりますね!
初めての冬なのでしょう、ちゃんと食べ物を土の中に埋めておいて、その場所をちゃんと覚えておかないと、お腹ペコペコの冬を過ごさなくてはならなくなっちゃいますよー。
顔がほっそりとしていて、ことし生まれたチビモモちゃんなのかなと思いました。おそらく、これから夜ご飯に出かけるところなのでしょう。
木の葉が落ちてくると、エゾモモンガが比較的見つけやすくなります。
私も、エゾモモンガの写真を撮りに、あちこちの森に行くのですが、場所によってエゾモモンガの顔に違いがあるような気がします。
札幌近郊の、ある森で会うエゾモモンガは、みんな、ほっぺたがたっぷりとした〝下ぶくれ〟の〝福助人形〟のような顔だったり、そこから車で2時間ほど南に行った森で出会うエゾモモンガは、「きょうの1枚」のような、シュッとした〝ほそおもて〟だったり。
その場所、その場所で、〝家系〟みたいのがあるのでしょうか。
11月11日は、「シマリスの日」だそうです。
シマリスの背中にある5本の縞を、11/11に見えるから、というのがその理由。
日本記念日協会に認定されている、11月11日の記念日は59件で、1年の中で最も、記念日の多い日だそうです。
「ポッキー&プリッツの日」「麺の日」「まつげの日」「チンアナゴの日」などなど。
ただ、残念なことに、エゾシマリスのほとんどは、もう冬眠に入ってしまっているので、いっしょにお祝いをすることが出来ません。
「きょうの1枚」に選ばせていただいたのは、背中の5本の縞が美しい1枚に。
後ろ姿にもかかわらず、パンパンにふくらんだほっぺたが、ハッキリとわかるところが、もうツボです!