2023.11.11

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「体の不調、何科にかかればいいのかわからない…」そんな悩みに寄り添う“家庭医”が、祭りを開く理由

通院できない患者のために、訪問診療も行います。

松田医師「なんか体重減ってきたりとか、食欲減ってきたりとかありますか」
77歳の女性「食欲は減らないですよね。3人で食べています。母は変わりないかな。体重も減ってないし」

脳梗塞を患い、足にまひが残る夫と、101歳の母の介護をして暮らす77歳の女性。
夫と母親は、自力で通院することができません。

女性自身も病気になった場合、介護があるため、2人を残して病院に行くことは難しい状況です。

松田医師は、「先進医療にたどり着かないというか、見つけられてない人っていうのも結構いる」と話します。

体の不調はあっても、何科にかかればいいのかわからない。
大きな病気はないが、小さな健康問題を相談できる相手がいない。

高齢化が急速に進む中、地域は、そのような悩みを持ちながらも孤立してしまう人たちであふれています。

文化祭の参加者と目線を合わせて話す松田医師

松田医師は、「待っているだけだと届かない場所は結構あって、診療所とか病院ってやっぱり敷居が高いと思うので。病気になって崩れ落ちていく前にアプローチする必要がある」と話します。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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