2023.11.15

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「ネガティブな自分を否定しないで」“最強のアイドル”・鈴木愛理さんに聞いた、29歳の「これから」。【ミュゼプラチナム サツコレ2023AW】

ネガティブなのは「悪いこと」じゃない

鈴木愛理さん: ネガティブな気持ちとか、コンプレックスを持ってることって、悪いことじゃないと思うんですよ。
コンプレックスがあるほうが、それを改善してさらに輝ける可能性があるってことですし。
自分の弱いところから目を反らしたり、ネガティブな自分を否定したりせず、向き合うことが大事なんじゃないかなって。

―ストイックですね…!

鈴木愛理さん:でも頑張りすぎると、折れちゃうので、ちっちゃなご褒美を、毎日自分に与えてあげるようにしています。「ああもう、今日はチョコレート食べちゃおう!」とか(笑)

目標を大きく持つんじゃなく、小さな目標をクリアーしていく。
(美容に関していうと)、「今日は自炊できたしオッケー」とか「白湯飲んだしオッケー」とか、自分の場合は「うん!まあ、昨日よりはいい感じ!」って、自己肯定感を上げていくことが向いていると思います。

無理をしすぎないことって、大事です。

鈴木愛理さん©︎SAPPORO COLLECTION

来年30歳を迎える鈴木愛理さん。年齢を重ねることについて

―来年の4月で、30歳を迎えられるということですが、年齢を重ねることについてはどう思いますか?
女性の中には、年齢を重ねることが怖いという人も多いと思うんですが……

鈴木愛理さん:私、20代後半~30代の女性が放つ“輝き”が昔から好きで。想像していたよりも、自分はまだまだ子どもだなって思いますけどね(笑)

30歳になったら、これまで自分自身がどういう生き方をしてきたかが、より出てくるのかなって思っていて。自分の過去の行動だったり、研究してきたことだったりを“言葉”で発信することに、責任が出てくると思いますし、同時に、そういった振る舞いを信用して、周りに受け入れてもらいやすい年齢になってくるのかなって。

だから、私は年齢を重ねていくことが楽しみなんです。はやく30歳になりたいな!

さっき言ったように、何事も、無理は禁物ですけどね(笑)

鈴木愛理さん©︎SAPPORO COLLECTION

あとがき~ミュゼプラチナム サツコレ2023AW取材を終えて

いまをときめくアーティスト達と、ティーンを中心した観客たちの興奮に包まれ終幕した【ミュゼプラチナム サツコレ2023AW】。
30代で初参戦、トレンドに疎い私も、期待していた以上にイベントを楽しむことができた。

一方で、最初のうちは、周囲の観客たちの「熱」に少し気おくれしてしまう部分や、
白いモコモコの帽子とミニスカ(死語)を履いて、熱狂するその「若さ」を少しうらやましく感じた瞬間もあった。

ただ、イベントが終わるころには、堂々とランウェイを歩く美しいモデルたちや、
個性豊かなパフォーマンスを繰り広げるアーティスト達に魅了され、夢中になっていた。

そしてなにより、個別インタビューを快く受け入れてくれた、鈴木愛理さんの言葉。

「30代の女性って、輝いてるじゃないですか。
ネガティブな自分がいたっていいんです。無理せずいきましょ!」

鈴木愛理さんからのメッセージは、“エグい”ほどに、明日へのパワーを私に届けてくれたのだった!

笑顔が“エグい”ほど、輝いてました……!

文・取材:Sitakke編集部・ナベ子
取材日:2023年11月4日

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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