季節がら、紅葉とシマエナガのコラボレーションのご投稿をたくさんいただいています。
その中でも、わっキレイ!と感じた1枚がこちら。真正面から見た〝豆大福〟のようなかわいらしさも良いのですが、羽を開いた姿もあでやかで、紅葉に映えますね。
特に長いシッポを開くと、〝翼〟のように広がるのがシマエナガの特徴です。
空中で、急ブレーキをかけるときなどは、2枚の翼を開くのはもちろんですが、シッポも開いて風を受け止め、全身でブレーキをかけることもあります。
飛んでいる小さな〝羽虫〟などを、つかまえて食べるときなどは、シッポを第3の翼のように使って、かなりトリッキーな動きをして、小さな虫を、見事に捕らえます。
わずか8グラムの小鳥にも、いくつもの不思議がありますね。
アオバトという名前の、ハトの仲間です。
アオバトという名前は、カラダの色からつけられた名前ではありません。
鳴き声が「アーオ、アオ…」って聞こえるからだそう。
ふだんは山で暮らしているのですが、塩分とミネラルの補給のために、群れで海岸に現れ、海水を飲むことがあります。
今シーズンは、山でアオバトの声をずいぶんと聞きましたし、海岸近くを飛ぶ群れもずいぶん目にしました、数が増えているのかも知れません。
「きょうの1枚」にいただいたのは、エゾノコリンゴの実を食べているアオバトだそうです。
ふだんは警戒心が強いのですが、食べている間は、あまり警戒することがなかったのだそう。
ヨコから見るとクビが長いのですが、真正面から見ると、まんまるで、もふもふで、ちょっとシマエナガっぽく見えますね。
青いシマエナガ?? 意外なチャーミングさを、発見させていただきました!
先々週、シマエナガが来る神社として「帯廣神社」をご紹介させていただきましたが、きょうはエゾシマリスが暮らす神社。
北見の近くにある、置戸町の「置戸神社」の境内には、エゾシマリスが暮らしていて、人にも慣れていて、とってもかわいらしい姿を見せてくれます。
「きょうの1枚」にご紹介させていただいたのは、宮司の藤川さんが撮影なさったもの。
そしてこちらは、置戸神社で頒布していただける〝御守り〟です。
描かれたエゾシマリスのキャラクターは、町内の小学生によって〝マモリス〟と名づけられました。
「なんか〝ポケモン〟に出て来そうだなあ」と思ったアナタ…するどい!正解です!
〝マモリス〟を描いたのは、藤川宮司のいとこで、東京でアニメーターをなさっている新岡浩美さんという女性。
「ポケモン」の原画や作画監督を長く担当するほか、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」「タッチ」「ちはやふる」「ルパン三世」「進撃の巨人」「鬼滅の刃」などにも関わっていらっしゃいます。
そう聞くとこの〝マモリス〟が、〝地域限定のポケモン〟に見えてきませんか?
というか、「置戸神社」そのものが、ポケモンの舞台のひとつにも思えちゃいますね!
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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