あたたかな秋の日差しが、シマエナガちゃんのチャームポイントであるオレンジ色のアイシャドーを照らし、真っ白なカラダに、やわらかな木の影を落としています。
ホッと心がなごむお写真ですねー。
大雪山の紅葉のニュースを聞いたと思ったら、一気に秋が転げおちてきて、札幌周辺も、すっかりと秋色です。先日、カー用品店にオイル交換に行ったら、冬タイヤに交換するクルマが行列をなしていました。渡り鳥などの動きを見ていると、例年より1週間くらい、冬支度が遅れている気がしますが、冬は確実に近づきつつありますね。
シマエナガちゃん達は、〝雪の妖精〟と呼ばれる準備が、もうすっかり整っているようです。
「あっ!忘れてたっ!冬支度するの忘れてたっ!」なんてことはないと思いますが、とんでもないことを忘れちゃっていたことに、ハッと気がついたような…。
こんな表情のエゾナキウサギのお写真は、あまり見たことがないですね。
とってもかわいらしい!
エゾナキウサギは冬眠はしないのですが、多い場所では10メートルもの雪が積もる高い山の、雪の下で暮らしているので、冬の間に食べるエサは、夏から秋の間に巣穴に貯め込んで、長い冬に少しずつ食べて命を長らえます。そんな〝冬ごもり〟の生活が、きっともう始まっていることでしょう。
何か、とびっきり美味しいものを、ほお袋いっぱいに詰めこんで、「わー、ほっぺたが落ちちゃうー」って言っているようですね。
どうやら冬支度は順調に進んでいるようですね。エゾシマリスは、1年のうち、長ければ200日ほど冬眠をします。
冬眠から目覚めるとすぐに恋の季節を迎えるので、オスは、自分好みのメスがどこで冬眠したかを見届けてから自分も冬眠して、春には、メスが目覚める前に冬眠を終え、メスが目覚めるのを待っているのだそう。なので、オスの冬眠期間は、メスよりも、1か月ほど短いのだそうです。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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