柳:お菓子とか買うとき、箱の後ろにある成分表示をじっくり見てしまうのも、“管理栄養士 あるある”かも。
宮本:わかります! 「これ、糖質高いな」とか、知っておくと栄養指導のときにも役立ちますしね。
普段から管理栄養士センサーを働かせているんですね。外食のときはどうですか?
柳:丼物よりは定食を注文するとか、お酒の席では枝豆がマストとか、そういうのはあるかも。
宮本:アルコールの分解を助けてくれるから、飲み会には枝豆が欠かせません。
柳:枝豆って肝臓に良い食材なんですよ。
宮本:管理栄養士 仲間で食事に出かけると、焼肉とか鍋料理のときは、めちゃくちゃしっかり火を通しますね。食中毒が怖いので。
柳:そうそう、食中毒の怖さを知っているから、そこは徹底しますね。
さすが。半生は許さないんですね!
柳:自分を甘やかすこともありますけど、その後、どう整えるかも分かってるんで、大丈夫です(笑)
宮本:頭の中に、常に栄養バランスのグラフが見えてるんですよね。
管理栄養士になってよかったなぁって思うこと、たくさんありそうですね。
柳:栄養の知識って、暮らしの中で役に立つんですよね。たとえば、コラーゲンを摂るなら、吸収率を上げるためには一緒にビタミンCを摂っておこうとか、カルシウムにはビタミンDだな、とか。少しでも無駄なく栄養を吸収したいんです!
宮本:わかる、それ。にんじんを食べるなら油で調理とかも。柳さんはお子さんにも栄養の英才教育してますよね(笑)。
柳:あっ!うちの子、小学1年生と5歳ですけど、お肌のためにブロッコリーがいいとか、骨を強くするために牛乳を飲むとか、理解してますから(笑)。
お仕事をしていても、やりがいがありますね!
柳:そうですね。食べるって一生続くことで、人生にとって大切なことですから、ずっと学び続けられるとか、お客さんを元気にしていく仕事だからやっぱり楽しいですよ。
宮本:社内で栄養指導をしていると、どんどん結果を出してくれる人が増えてきて、成果が見て分かるというのはやりがいですよね。
柳:お昼休憩とかで、たまに「え?何食べてるの?」って気になったりしますよね。
宮本:しますね〜。特に、結果が出てない人とかだと、「何食べてるのかな?」とか、こっそりのぞきに行ったりしちゃいますね(笑)。
うわぁ〜、監視の目(笑)! 管理栄養士さんがいると食事の場面でも緊張感ありますね!
食べることが大好きで、栄養バランスを気にしながらも食を楽しんでいるお二人って、なんか生きることに前向きな感じがしていいですね。
今後の目標とか、やってみたいことって何かありますか?
柳:私は子育てをした経験から、お子さんにはもちろん、お母さんお父さんにも食の大切さを伝えていきたいですね。健康的な食生活をアドバイスをして、世の中にどんどん健康な人を増やしていきたいです!
宮本:そうですね。サツドラには札幌市内だけではなく、地方の店舗にも管理栄養士がいて、いつでも健康について相談できるということを、もっとアピールしていきたいです!
柳:地域の人たちにとって、“かかりつけの管理栄養士”みたいな存在になりたいですね。
宮本:わからないことがあったら、サツドラの管理栄養士に相談しよう! そう思ってもらえるように頑張ります!
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イラスト:まるいみさき
Edit:Sitakke編集部YASU
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