2023.10.28
ゆるむ札幌市円山動物園で8月に生まれたアジアゾウのメスの赤ちゃんの愛称が、「タオ」に決まり、10月21日に発表されました。
来園者らの投票で、1か月間行われた愛称選び。
5つの候補におよそ4万8000票が寄せられ、「タオ」には最も多い1万4000票以上が集まりました。
「タオ」は、母親のパールが暮らしていたミャンマーの言葉で「輝き」を意味します。
ちなみに、「パール」の元々の名前はミャンマーの言葉で「真珠の雨」、父親の「シーシュ」は「黄金」という意味。
そう考えると、2頭の子どもの名前が「輝き」ってぴったりに感じますね。
飼育担当者も「呼びやすくていい、円山動物園に輝きをもたらしてくれる存在になってほしい」と太鼓判です。
来園者は、「大きくなっていく姿が見られるので、何度も足を運びたい」と話していました。
さて、10月下旬、紅葉も見頃となった動物園でのタオの様子はというと…丸太遊びがお気に入りのようです。
とっても器用に丸太の上でバランスをとっています。
実はゾウは足裏の感覚がとっても鋭くて、4トン以上になる大人のゾウでも、小さな丸太や飛び石を渡り歩くことができるほどなんですよ。
タオの体重は生まれた時の2倍の233キロまで増えました。
大きさばかりではありません。
最近は母親を真似て、エサを口に運ぶ仕草が見られます。
本格的に食べ物を食べるまではまだまだですが、すでにふんのなかには真似して食べた干し草などが混ざっていることがあるそうです。
めざましい成長ぶりに今後も目が離せませんね!
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年10月23日)の情報に基づきます。
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