なぜ?その効果は?

こうした取り組みの効果もあり、コロナ以前、宿泊者は主に仕事や工事関係が中心でしたが、去年7月以降、1000人以上の観光客が町内に宿泊したと言います。

今後、町では、地元農家などにも協力してもらい、こうした民泊を増やしていきたいと考えています。

前田課長は、「もともと関係人口を増やして経済規模を拡大させたいという狙いはある。民泊には清水町で特に観光開発をしなくても、もともとある社会資源そのものが観光資源になるんだという効果はあると思います」と話していました。

阿部町長の自宅

公務や仕事があるので、限られた週末だけになりますが、課長と町長の家には、これまでに合わせて27人が宿泊。

課長宅は1泊4000円台、町長宅は1泊9000円。
夕食は町内の飲食店に連れて行ってくれるんだそうです。

町では取り組みに賛同して民泊を始める人も増えており、年内20軒になる見込みだそうで、今後は、地元農家にも民泊を広げたいということです。

民泊を一つの観光資源にしていこうという動きもあり、民泊はまだまだいろいろな可能性を秘めているようです。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は取材時(2023年10月16日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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