子どもが片付けてくれない、思ったような片付けをしてくれない、と悩んでいる方は多いと思います。片付けない場合の多くは、子どもが「なんで片付けなくちゃいけないのかわかっていない」「どこに片付けたらいいのかわかっていない」「片付けているつもり」といったことなどがあげられます。
これからのシーズン、おもちゃの収納などにも悩まれる方も増えてきそうですが、たのしくお片付けできる方法があれば、片付けてくれる子も多いのではないかと思います。そこで室蘭市在住の3人の母の筆者が、これまで経験して感じた、子どもがたのしく片付ける収納アイデアをご紹介します。
ツムツムなど手のひらサイズのぬいぐるみはたくさんの種類がありますよね。カゴなどいっぺんにしまう方法もありますが、より大切に片付ける方法をご紹介します。
ニトリの吊り収納に引き出し整理ボックスを組み合わせると、全体を見渡せることができ、遊びたいぬいぐるみが見つけやすいです。仕切りがあるのでぬいぐるみのおうちのようにして、遊んだあとはおうちに帰るというイメージで、お片付けをたのしくしましょう。
大好きなぬいぐるみを、見せながら収納する方法をご紹介します。
100円ショップで買えるダボレールとワイヤーネットで棚を作って見せる収納もオススメです! 大好きなぬいぐるみを見せながら収納することができるので、片づけた後もたのしむことができます。
女の子が大好きなおままごとのキッチンは、鍋やフライパンなど、キッチンツールの種類が沢山あって、バラバラになりがちです。収納ツールを使ってシステムキッチンにする方法をご紹介します。
カラーボックスを使った収納もおすすめです。カラーボックスの中を突っ張り棒で仕切って棚にすると、システムキッチンに! 収納スペースをつくることで、遊んだあとはママがキッチンのお片付けをするように、鍋やフライパン、食品などをたのしみながら片づけてくれるようになりますよ。
子どもがたのしくお片付けしてくれるようになると、ママもうれしいですね。楽しく片付けるためには、量が多すぎては難しいでしょう。新しいおもちゃが入ってくる前に、今あるおもちゃで片付けられる分量かどうか考えてみましょう。一緒に片付けてみて溢れるようなら事前に整理しておく必要がありますね。「片付けて!」という前に、子どもにとって片付けられる量なのか、方法なのか、を考えてみてくださいね。
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文:てらだあさこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:てらだあさこ PROFILE】
室蘭市在住の3姉弟のずぼら母。「ちゃんとしなくちゃ!」といつも何かに追われ子育てにもゆとりがなかった頃“整理収納”と出会い、本当の片付けを知る。おうちが整うとともにゆとりの時間や気持ちが生まれたことに感動し、整理収納アドバイザー1級を取得。自身の体験から「整理収納で家も家族も自分自身ももっとすきになる」をコンセプトに、忙しいママの笑顔のため活動中。