今週も 「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年10月9日〜13日ピックアップ分)
「きょうの1枚」は、冬眠を前に、栄養の貯え、まっただ中のヒグマ。
羅臼町の、知床岬に向かって行って、道路がなくなる相泊(あいどまり)という場所から出港する小型船から撮影したお写真だということです。
川に遡上してきたマスかサケを狙って、海に飛び込んだのでしょう、捕まえることは出来たのかな?
私も9月の3連休に、同じ船に乗り、クマを見に行ったのですが、遡上するマスの数が極端に少ないようで、河口をのぞき込んでは、「ハァ」とため息をつくクマたちばかり目にしました。
中には、やせこけ、ガリガリで、冬を越せないのでは?と心配になるようなクマもいました。船から手を下ろして、海水に触れてみると、「ぬるい!」と感じてしまうほど、水温が高く、暑かった夏は、至る所に悪影響を及ぼしているように感じました。
その後、事態は好転して、クマたちがお腹いっぱい魚を食べて、ぐっすりと冬眠できるようになっていることを願うばかりです。
(*この記事では、船から撮影したものだけをフィーチャーさせていただいております)
とってもキュートなエゾシマリスですねー!
舌をペロッと出した、いたずらっ子っぽい顔は、ほぼ2頭身(笑)、そしてゴマをするような〝もみ手〟…。
もしかしたら、誰かに「これはこれは、○○さん、いつ見てもお若いっ!」なんて、お世辞を言っているくせに、相手がよそ見をした瞬間に、べーっと舌を出したのでは?なんて想像をしてしまいました。
北海道は、10月に入って、気温も下がり、にわかに秋の気配です。
森のアイドル・エゾシマリスとは、長い冬眠のために、春までお別れです。
@junsei_g さんといえば、かなり気合いの入ったモモンガファンとして知られる存在(?)で、私はついついその、ほかの人には撮ることができないようなお写真に、引き寄せられるように選んでしまうのです…。
7月には、あまりの暑さに、巣穴から上半身を出して、だらしなく折り重なって眠る、きょうだいモモンガをスクープ。
9月には、これまた暑かったのか、巣穴から顔を出して眠っていたモモンガの鼻に、なんと蚊が止まり、チュウチュウと血を吸っている様子を写した写真が、なんと「2023年9月の1枚」に選ばれました!
そして今回は、これまた巣穴から顔を出して、なぜか〝仰向け〟で寝ているモモンガ。
これだけ、エゾモモンガの〝ありえない〟姿を撮り続けていると、エゾモモンガ達の間で、きっと、「あの人には、注意した方がいいわ、私たちの恥ずかしい姿ばかり狙っているのよ、イヤね〜」なんていうウワサが行き渡ってしまうに違いありません。