2023.10.05
育む子どもの性教育、考えていますか?
子どもの性犯罪・いじめなどのニュースを目にするたびに不安な気持ちになる…
子どもが目にする範囲に、性の情報があふれていることに焦りを感じる…
大事だとわかっていても、話しにくい。
伝えなきゃと思っていてもどこから初めていいかわからない。
Sitakkeでは、札幌在住の「性教育アドバイザー」で保育士、
自身も3人の小中学生の子どもを育てるママでもある 青木かなえさん と一緒に、そんな「性のお話」を考えていきます。
1回目は、小学生未満、低年齢の子どもたちに向けた性教育のお話です。
「いつから始めればいいですか?」という質問は本当によくもらいます。
答えはひとつ。もう!きょうから始めましょう。
かわいくてかわいくてたまらないわが子。
最初は、それを伝えるだけでいいんです。
「あなたが産まれてきてくれて本当にうれしい」
そんな言葉が立派な性教育の一歩なんですよ。
性教育というと、「精子と卵子が…」「子どもができるプロセスとは…」なんて、つい大人の方が難しく考えていませんか?
そして気まずそうになったり、照れが出たりしたとき、
大人のそんな様子を、子どもは本当に敏感に感じ取ります。
そもそも、私がいつも性教育のセミナーなどで最初にお伝えするのは、性教育は 「いのちのおはなし」 だということ。
産まれることは「奇跡」なんだよ、とぜひそこから伝えてあげてください。
例えば、赤ちゃんのときの写真やアルバムを眺めながら…
そんなタイミングだとより伝えやすいと思います。
それと、「本」の力を借りるのもおすすめです。
今は本当にたくさんの性教育についての書籍が出ています。
たくさんありすぎて、これまたどれがいいのか迷ってしまうかもしれませんが…
実は、そんな皆さんに向けて、私自身の長年の保育士と性教育アドバイザーの経験をもとに、性教育の「絵本」を作りました。
これは先ほどからお話している本当に「入口」の性教育、「あなたのことが大好き」と伝えられる内容になっているので、よかったらご参考に!
「性教育は命のお話」2人のママが絵本で伝える、“産まれてきた”という奇跡とリアル
実は、「性教育は早い方がいい」というのにはまだ理由があるんです。それは チャンスがいっぱいある ということ!
■「性教育は命のお話」2人のママが絵本で伝える、“産まれてきた”という奇跡とリアル
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