2023.09.29

深める

子どもに”ドス黒い感情”を抱いてしまう…本当はまるごと愛したいのに。どうすればいい?【お悩み#47】

エネルギーが尽きることや、あまりのこころの”漆黒”具合に、疲れちゃうこともあるでしょう。息子さんの発達特性について「これ、深刻かもしれないけど、誰にも相談できない」と悩むこともあるかもしれない。

そういう時は、「おがる」のような支援センター(*注1)をはじめ、様々な窓口やピアサポートの機会が札幌にはあります。

なので、そういったところも、積極的に利用してみてください。

きっと少しでも、気持ち楽になるはずだから。
青虫さんとお子さんが、これからどんな道を歩んでいくのかは、きっと、ふたりにしかわからないかもしれない。
 
でも、あたしをはじめ、その悩みを共有できる人は、まわりにきっといます。

苦しくなったときは、きっちり周囲に毒を出し、ガス抜きもしながら(そんなつもりで、また応募フォームに書き込みしてくれてもいいからね)、自分たちのでこぼこ具合をそのまま受け止め、ときに楽しんでみてください。

西創成からあなたたち親子のことを、自身の特性に翻弄(ほんろう)され続けているひとりの仲間として、これからも見守っていますよん!

ま・と・め♡

というわけで、今回は脳機能の発達についてであったり、親子関係だったり、なんだか、昔を振り返させられるような内容について考えてみたわ。いやぁ、本当に、うちの両親、あたしがちっちゃい頃は、いろいろ悩んだんじゃないかしら。

改めて、「育ててくれてありがとう」って伝えたくなったわ(そして「大変お手数おかけました」とも言いたい……かなり、自覚あり笑)。
読者の皆さんも、自分の小さい頃、改めて考えてみると、どうかしら?

過去を掘り起こす作業って、結構いろんな発見があったりするから、この秋の夜長「嗚呼〜なんか眠れねぇ〜」なんてタイミングがあれば、ぜひやってみてくださいませ。

「こんな気づきを得た!」なんてのがあったら、ぜひ、あたしにも教えてねん

ではでは皆さん、また次回。
Sitakkeね〜!

*注1)札幌市自閉症・発達障がい支援センター「おがる」:「発達障害者支援法」「発達障害者支援センター運営事業実施要綱」に基づいて設置された札幌市の機関で、発達障がいがある人への支援体制を整えていくことを業務としています。

***
文:満島てる子
イラスト制作:VES
編集:ナベ子(Sitakke編集部)
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満島てる子:オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。LGBTパレードを主催する「 さっぽろレインボープライド」の実行委員を兼任。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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