2023.10.01

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「言い訳しないで、やりたいと思ったことを」車いすで野宿…次の目標は「九州一周」その理由は

また新たな挑戦が始まっています!

札幌市に住むシングルマザーの中環(なか・たまき)さん、51歳。

左半身に”まひ”が残る車いす生活でありながら、2022年には四国一周、868キロに挑戦しました。

日常生活で使う車いすで、11キロの荷物を背負い、1日50キロほどを走行。

道中はテントに泊まり、コンビニなどでパンやおにぎりを調達するという過酷な挑戦です。

暑さにくわえ、体のしびれが強くなり限界を超えていたにも関わらず、23日間をかけて、車いすで四国一周という偉業を達成しました。

HBC『今日ドキッ!』(毎週月~金曜ごご4時50分~7時放送)の「もんすけ調査隊」のコーナーで、そんな中さんの挑戦を追いかけ放送すると、うれしい反応が。

中さんに「施設に通うおじいちゃん、おばあちゃんが『自分も頑張る!』といって、リハビリが1.5倍に増えた」という声が届いたのだそうです。

そんな中さんのモットーは 「やりたいことはやらなきゃ損」 。

実は「走ることが嫌い」だという中さんは、「嫌いなことほどやればやるほど『やったー』って思う」ととっても前向きです。

そんな姿が多くの人たちを勇気づけ、特に障害がある子どもたちに大きな夢と希望を与えています。

車いす生活になった直後は「引きこもり」 挑戦を始めたワケは

しかし中さん、昔から前向きだったわけではありません。

「すっごくイライラして、もうギャーってなってたし、会社も解雇になっちゃったから収入源がなくなるし…ずっとカーテン閉めて、もうね、引きこもってた」と話します。

中さんが障害を負ったのは、2009年のクリスマスの夜でした。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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