2023.09.29

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【どっち!?】真っ赤なキノコは実は…ことしは大発生!「毒キノコ」の見分けつきますか?

秋を迎え、気をつけたい毒キノコによる食中毒ですが、今年は記録的な猛暑の影響も出ているようです。

札幌キノコの会の長谷和幸さんは、山菜の食中毒事故防止の啓発活動を行う山の達人です。

9月20日、札幌近郊の林でキノコ採りに同行しました。

連載「じぶんごとニュース(https://sitakke.jp/tag/91/)」

長谷さんによると、9月中旬から一気にキノコが生えてきたのだそう。

トドマツ林には、色とりどり、大小さまざまなキノコが大発生していました。

その中でも真っ白で立派なキノコが。美味しそうにみえますが…

これは「イッポンシメジ」という毒キノコ!

道内で特に食中毒事故が多い要注意のキノコです。

コクがあり、鍋にピッタリの優秀な食用キノコ「ハタケシメジ」に非常に似ていて、生えた直後は同じキノコにしか見えません。

では、マンガに出てきそうな、かさがまん丸のキノコは食べられるのでしょうか…。

イボテングダケ

長谷さんによるとこれは「絶対に避けなければいけないキノコ」。

「イボテングタケ」という毒キノコで、下痢やおう吐とかその他、錯乱という毒成分が入っていて毒性が強いといいます。

他にも致死率の高い危険なキノコも生えています。

「タマゴタケモドキ」は、道内では1989年以降、間違って食べた3人が死亡している猛毒キノコです。

猛毒の「タマゴタケモドキ」

また、「殺しの天使」の異名を持つ「ドクツルタケ」も、食べると最悪の場合死に至る危険なキノコです。

「殺しの天使」と呼ばれる「ドクツルタケ」

では、この真っ赤なキノコも毒キノコなのかというと…こちらは「おいしいキノコ」。

怪しく見えるけどおいしい「タマゴタケ」

「タマゴタケ」といって、ヨーロッパではキノコのクイーンと呼ばれ、主にはフレンチ、イタリアンで良く使われているのだそうです。

では、同じトドマツ林に生えていた、4種類のキノコ。

食べられるキノコはどれでしょう?

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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