2023.09.23

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【札幌・幌平橋のナゾ】橋の上に橋がある?!実は重要な役割が!調査してみた

札幌の豊平川にかかる、幌平橋(ほろひらばし)。
中島公園と中の島をつなぐ、交通量の多い橋です。

ここに、不思議な光景が…

なんと、橋の上に橋があるんです!どうして?!

HBC「今日ドキッ!」のコーナー「もんすけ調査隊」から、視聴者から寄せられた疑問の調査結果をお伝えします。

今回の疑問は、「なぜ幌平橋の上に、橋があるのか」。

さっそく階段を上ってみましたが、特に何かがあるわけではありません…。

まずは歴史に注目。最初に幌平橋が架けられたのは、1927年。

その後、老朽化で2度かけ替えられ、1995年に、交通量の増加を理由に、現在の橋と、「橋の上の橋」ができました。

札幌市土木部に話を聞いてみると…
「この橋に上って藻岩山方面の山並みであったり、豊平川河川敷の眺めを楽しむことができる」

“橋の上にある橋”の上から見た豊平川

正体は展望台!…と思いきや、それはおまけ。

実はもっと重要な役割があるというのです。
「もともとアーチがなければ橋が壊れてしまうかもしれない。橋の強度を確保している」

例えば、ゆるんだ糸を両端から引っ張ると、ピンと張った状態になります。
この両端から引っ張るような役割が、「橋の上の橋」なのです。

ほかの橋にあるアーチと、同じ働きをしているということでした。

橋を支えて、景色も楽しめる!そんな役割があったのです。
(より詳しくは「Sitakke編集部」の記事でお伝えしています)

「Sitakke」では、「もんすけ調査隊」の調査結果を続々紹介中!
なぜ札幌の滝野霊園にはモアイが並ぶのか?
なぜ頭だけの大仏があるのか?
旭川の「ぐにゃり」と曲がった電柱は大丈夫なのか?!

もんすけ調査隊では、視聴者の皆さんのギモンや地域の問題について調査していきます。

文:HBC報道部「もんすけ調査隊
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は取材時(2023年9月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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