2023.11.24

育む

3STEPでできる!散らかった元・子ども部屋をスッキリ部屋に片づけるコツ

中途半端にモノが残ったまま手をつけられないことが多い、家を出た後の子ども部屋。子どもが置いていった荷物があるし、ときどき帰省するからと、そのままにしていませんか?
今回は、札幌市在住の整理収納アドバイザーの筆者が、元・子ども部屋によくあるお悩みと解決方法をお伝えします。

悩み1:不要なモノが多い

全て子どものモノかと思って見てみると、自分や家族のモノが入っていませんか?
今は使わないけど、捨てるにはもったいないモノを置いている方が多いと感じます。

解決策:全部出す

「いらないモノはないはず」と思っていても、全てを出すことによって、なんとなく置いていたモノ、なくてもいいモノに気づき、「こんなモノが入っていた!」と驚くケースが多いです。
奥など見えにくい場所は、ないモノと思いがちです。また、カビが生えていたり汚れていたりすることもあるので、衛生面でも確認は大切です。

ポイント:一気に全部を出さない

最終的には全部のモノを出して確認することが大切ですが、一気に出そうとすると、それだけで疲れてしまいます。判断することが嫌になるケースが多いので、“区画を自分で分けて”、無理のない範囲で出していきましょう!

悩み2:本人のモノが多い

子どもが置いていったからと、全てとっておかなければいけないと思っていませんか?
家を出る際には、荷物を全て持っていってもらうのが一番です。

解決策:置くスペースを決める

ときどき帰ってくるし、「置いたままにしてほしい」と言われると捨てられないですよね。
そんなときは、モノを置くスペースを決められるとよいでしょう。ケース1~2個に限定するなど、話し合いをしながら、そのスペースに収まるだけの量にしてもらいましょう。

ポイント:子どもが帰省する前に、ひとまとめにしておく

お子さんもたまの休みに帰ってきて、いきなり「クローゼットを片づけて!」と言われても、なかなか動いてくれませんよね。
思い出のモノや服類、趣味のモノなどわかりやすくひとまとめにしておき、帰ってきたタイミングで確認してもらいましょう!

悩み3:思い出のモノが多い

クローゼットが空いたからと、行き場所がない思い出のモノを置いていませんか?
写真を大きい箱に入れっぱなしにしている方は少なくありません。「いつか整理を……」となりがちです。

解決策:1か所にまとめる

写真が点在していることはよくありますが、それでは量が把握できず、整理に困りますよね。
まずは点在しているモノを1か所にまとめてみましょう。

ポイント:いつやるか、いつまでに終わらせるかを決める

写真整理は、たまってしまうと「老後にやります」と話される方も多いのですが、写真の目的は見返すことです。
年をとってから見返すのではなく、早めに整理を終わらせて、お子さんと一緒に見返してみてはいかがでしょうか。
きっと思い出話に花が咲きますよ!

まとめ

筆者自身も家を出てから、クローゼットには自分のモノを大量に置いていましたが、母に「片づけて」と言われて見返したときには、ほとんどがいらないモノでした。現在実家のクローゼットには季節のモノなどが入っており、筆者の部屋は母の趣味の部屋になっています。
いつまでもお子さんの部屋のままにしておくのではなく、ご自分の趣味の部屋や、ご主人の部屋にしてみてはいかがでしょうか。

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文:佐藤ゆきこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:佐藤ゆきこ PROFILE】
元ストック大好き、超ズボラだった整理収納アドバイザー。第2子出産4か月後の夫の転勤で、子どもが増えたのに以前より小さいお家お引越し。そこで片付けを学び、モヤモヤが晴れていく。「片付けでお悩みの方にも、この気持ちを体感してもらいたい」という思いから活動中。

【画像】筆者自宅

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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