2023.09.12

育む

ひろーい芝生で思いっきり走って!実はあのときこの場所は…コンパクトながら機能充実の「憩いの場」【公園ブラボー番外編#5】

4歳と0歳の2児の息子の父であるHBCアナウンサー・渕上紘行が、北海道内の公園や遊び場を巡る連載「公園ブラボー!」。

子育て世代におすすめの遊び場情報を、自称“公園ハンター”がご紹介します。

今回は番外編第一弾!渕上ハンターの指令の元、Sitakke編集部あいが気になる公園を徹底取材!

渕上ハンターと同じく、6歳の息子と2歳の娘の子育て真っ最中の目線を大切に、「ブラボー!」と叫んできましたよ!

今回も、公園を“ハント”していく気分でお読みくださいね!

札幌から車で1時間半…厚真町「表町公園」訪れて感じてほしいあのときのこと

今回訪れたのは、胆振の厚真町 「表町公園」

役場からほど近い、マチの中心部に位置する公園で、町民にとってもアクセスがいい場所。

まわりに集合住宅が広がっているため、家族連れが訪れやすい場所になっています。

公園西側には大きなステージがあり、その両側に遊具が設置されています。

今回、この公園を選んだのにはある理由が。

それは、派手で大きな遊具でも、特別な設備でもありません。

でもぜひ訪れて感じてほしいことがあるんです。

ブラボーポイント①複合遊具は2つ!取り囲むベンチがとにかくたくさん

ステージに向かって左側にあるのが、大きな魚が目印の、比較的大きい子用の遊具。

目印の魚は登る部分がちゃんと背骨

といっても、小さい子にチャレンジしづらいのではなく、「大きくなっても工夫の仕方で遊び続けられる」遊具といった印象です。

アスレチック性が高い複合遊具になっています

ステージ向かって右側には小さい子用の遊具。

船をモチーフにした遊具

複合遊具の中に、3つも滑り台があるのがうれしいですね。

遊具は二つともコンパクトながら機能が充実しています。

そして驚いたのが、遊具の大きさに対してベンチの数がとても多いこと。

どちらも遊具をほぼぐるっと囲むように何個もベンチが!

全部で10個以上ありました。

遊具がコンパクトだからこそ、座っていても子どもに目が届きやすいのもポイントです。

ちなみにトイレもキレイでおむつ台も完備されていましたよ!

ブラボーポイント②大きなステージは町内のイベントで大活躍

表町公園のメインともいっていいのが「野外ステージ」。

照明もしっかりしていて本格的!

表町公園は厚真町の一大イベント、「田舎まつり」の会場でもあります。

ステージはコンサートに使われたり、地元の中学校の吹奏楽部の演奏があったり…町民にとって大事な場所。

お祭り以外でも町内のお花屋さんがイベントを開いたりするときに使われているそうですよ。

ブラボーポイント③忘れないで、5年前の「胆振東部地震」。自慢の広い芝は実はあのとき…

公園に入ると目に入るのが広い芝!ゴールが置かれ、サッカーを楽しむことができます。

小さい子が走り回るのにも安心ですね。

実はこうしてキレイな緑で子どもたちが集まれる場所に戻ったのは最近のこと…。

5年前の9月6日。

2018年9月6日 胆振東部地震当時の厚真町吉野地区

北海道での観測史上最大、震度7の地震を経験した厚真町で、この「表町公園」は町民の仮設住宅の建設地でもあったんです。

表町公園に建てられた仮設住宅(2018年11月/厚真町役場提供)

36戸の仮設住宅がずらっと並んだここが、地震から2か月後の表町公園です。

芝はすべてはがされ、「憩いの場」とは違う、非常時を支える「生活の場」になりました。

仮設住宅の奥に表町公園の野外ステージが。(2018年11月/厚真町役場提供)

仮設住宅がすべて解体されたあと、芝をはりなおし、再び公園に緑が戻ってきたのは、震災から3年ほどたったおととし。

仮設住宅が撤去された後、芝の養生が再開され元の姿に(2023年9月)

今ある当たり前の公園の姿も、実は 復興の象徴 でもあるんですね。

子どもたちが思いっきり走り回れる姿に戻ってきたこと。

そして、この場所からまた移り住み、災害公営住宅で暮らす人々がいて、「復興」は終わりではなく今も続いているんだということ。

公園で遊べる「日常」から、そんなことも感じとることができる場所だと思いました。

ブラボーポイント④小さなマチだからこそ!公園の近くで名産もたっぷり味わって

表町公園は、町役場からもほど近い、いわばマチの中心部に位置しています。

ゆっくり遊んでグルメを楽しむのもおすすめ!

徒歩圏内にとっておきのお店がありますよ。

なんというコスパ…!希少なブランド豚の分厚いトンカツ&名産の「米」が食べらさる

表町公園から300メートルほどの場所にあるのが「食空間 ゆるり」

ここのランチで提供されるのが、厚真町で育てられた希少な豚 「米愛豚」 (まいらぶた)のトンカツ!

ななつぼしの玄米を食べて育っているという「米愛豚」は市場に出回ることがほとんどなく、「ここでしか食べられない」味。

そのトンカツが 分厚い!肉汁たっぷり! そしてとにかく やわらかい…!

でも、さらにびっくりしたのが お米の美味しさ です。

厚真町の名産のひとつが「米」。まさに「食べらさる」!

トンカツは300グラムとかなりのボリュームですが、おなかいっぱいなのに最後までぺろっと食べられる、大満足のランチです。

日本一の作付け面積「ハスカップ」甘酸っぱい北国果実を満喫して

今度は表町公園から西に200メートル。

「山口農園 HASKAP-CAFE LABO」 (ハスカップカフェラボ)があります。

ぜひ味わってほしいのが、ハスカップのスムージーとソフトクリーム!

地元ハスカップ農家の山口さんも、5年前の地震の時には避難所暮らしに。

それでも、地震の2週間後にはデパートでの催事での出展を果たし、厚真のハスカップの美味しさを届けてきました。

【札幌から車で約1時間】さわやかな甘さで、リピーター続出!「紫の果実」の正体は?/厚真町

さわやかで甘酸っぱい、大人も子どもも夢中になる味は「必食」ですよ!

表町公園はコンパクトながら機能充実!そして、5年前のあのときからの復興も感じ取れるブラボー!な場所でした!

胆振東部地震から5年。道内各地の今や、これからの防災に関する情報は、Sitakkeの特集「秋冬のじぶんごと防災」でお伝えしています。

“代打公園ハンター・あい”のブラボーチェック(最大5つ星)

こどもあそび度  ★★★★☆
パパママ充実度 ★★★★☆
おすすめ年齢 0歳~小学生

〈ブラボーポイント!〉
・遊具はコンパクトながら機能充実!とにかくベンチがいっぱい!

・野外ステージは町民のイベントにも。コンサートも行われる本格派

・胆振東部地震で「仮設住宅」の建設地だったけど、芝が復活。復興の象徴に

・マチの中心部にあるから徒歩圏内で特産の美味しさも楽しめる!

表町公園
〒059-1602
北海道勇払郡厚真町表町45

※掲載の内容は取材時(2023年9月)の情報に基づきます。

***

文|Sitakke編集部あい

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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