2023.09.14
食べる忙しい毎日に、ほっと一息、‟ごほうび糖分”を。
今回は、「一杯のドリンクで笑顔になれる」カフェのご紹介です。
連載「ごほうび糖分」
ジャンル:カフェ
住所:札幌市豊平区平岸3条13丁目7−19
アクセス:地下鉄南北線・南平岸駅西口から徒歩1分
営業時間:午前10時~午後6時
定休日:月曜日(祝日の場合翌日休み)
駐車場:なし(近くに有料パーキングあり)
札幌・豊平区の「nounours cafe (ヌヌースカフェ)」。
白を基調にした店内には、テーブルの中央にも…
棚にも…
入り口にも…
いたるところに「クマ」が。
nounours (ヌヌース)はフランス語でテディベアという意味。
さらに、店主のお名前が、熊井弥(くまい・いよ)さん。
子どものころから「くまちゃん」と呼ばれることが多かったそう。
人気なのは、ラテアート。
カナダのカフェで修行した熊井さんが、すらすらとかわいい絵柄を描きます。
できあがったのは、もちろん…
クマ!!かわいすぎる!!!!!
以下のホットのドリンクメニューを頼むと、ラテアートをお願いできます。
・カフェラテ(650円)
・ヘーゼルナッツラテ(700円)
・キャラメルラテ(700円)
・塩キャラメルラテ(700円)
・バニララテ(700円)
・抹茶ラテ(700円)
・ほうじ茶ラテ(700円)
・和紅茶ラテ(700円)
・ココア(650円)
このうち抹茶ラテは、背景が緑色になります。
名前などの文字を入れることも可能!別の絵柄もあるということで、もう一つ、抹茶ラテをおねがいしてみました。
なんの絵柄か、もうおわかりでしょう…。
そう、シマエナガ!!!!!
「Sitakke」と文字を入れてもらいました。
「Sitakke」ではクマ連載とシマエナガの写真記事が多くの方に読んでいただけているので、ヌヌースカフェには、なんだか勝手に親近感を持ちます…。
絵柄はクマとシマエナガ、ことしは干支のウサギも描いています。
ときどきリクエストデーで、お客さんの好きな絵柄を描く日も。
「この一杯で笑顔になってもらえたら」と、ラテアートに力を入れています。
かわいすぎる見た目ですが、味は甘すぎないので、スイーツとも合わせられます。
熊井さん手作りのスイーツも、おいしいんです。
栗山町から仕入れた「とうきびたまご」を使ったプリン。
とうきびだけを食べて育った鶏が産んだ卵です。
卵不足の時期に、直接農場から取引したいと探したときに出会い、「本当においしい」と選んだ卵です。
手作りのプリンは、卵の味をいかした、濃厚なおいしさです。
チーズケーキは小麦粉ではなく玄米粉を使ったグルテンフリーのスイーツ。
カナダでは美容や健康のため、アレルギーのためにグルテンフリーを意識する人が多く、修行していたカフェでも「グルテンフリーが当たり前」だったので、それを引き継いだそう。
熊井さんは小麦粉アレルギーではありませんが、カナダでの経験をきっかけに「誰でも楽しめるように」とグルテンフリーを心がけています。
実際にアレルギーを理由に、グルテンフリーのスイーツを喜んでくれる常連客もできたといいます。
「お客さんが笑顔になってくれるので、やってよかった」と話していました。
ほかにレギュラーのスイーツメニューとしてグルテンフリーの生ガトーショコラ(550円)、毎月の期間限定メニューもあります。
チキンパニーニ(750円)やハム&チーズパニーニ(750円)もあるので、食事目的でも利用できるカフェです。
コロナ禍のまっただなかにオープンしたヌヌースカフェ。
迷いはなかったのか尋ねると、「いつ死んでも後悔しない人生を送ろうってずっと思ってきたんです。幼い頃に交通事故にあったのもあるかもしれないんですけど」と話しました。
もともとはコーヒーが苦手で、カフェの経営に興味もなかったという熊井さん。
ではなぜ今にたどりついたのか。
熊井さんのこれまでを聞いていくと、やりたいことに挑戦する強い想いと、家族の物語が見えてきました。
くわしくは連載「こう生きたっていい」の記事でお伝えします。
・札幌市豊平区平岸3条13丁目7−19
・最新の期間限定メニューや営業日時はインスタグラムでご確認ください
連載「ごほうび糖分」
※掲載の情報は取材時(2023年8月)の情報に基づきます。
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