今週も 「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年9月4日〜8日ピックアップ分)
黒いアタマに、大きな黒目の黄色いギョロッとした瞳、アオバズクというフクロウの仲間です。
左と真ん中は、今年生まれたヒナで、いちばん右が親鳥でしょうか。
昼の間は、目を閉じて寝ていることがほとんどなので、3羽とも目を開いているこのお写真は、まさに〝キセキ的な瞬間〟なのでは?
おそらく撮影するまでに、かなりの時間がかかったのではないかと想像します。
昆虫が好物で、夜、街灯に集まる虫などを捕まえに現れるなど、意外と人里にも多く暮らしていて、この特徴ある顔なので、すぐに見つけることができるだろうと思うのですが、実際にはなかなか見つけられません。
きのうはこのあたりにいたのだけれど…と探すのですが、見つけるまでに、いつも時間がかかってしまうんですね、私だけかも知れませんが。
子ギツネと父さんギツネ、だそうです。
キャプションには「パパの前だと、耳がペタンとなっちゃう」っていう、とってもかわいいコメントが書かれていました。
キタキツネは、母親も父親も、力を合わせて子育てをするのですが、私が見た家族の多くは、父さんギツネがエサを持って来て、母さんギツネに渡して、母さんギツネが子ども達にエサを与えてっていう、いわゆる父さんギツネは〝外勤専門〟っていうパターンなのですが、〝子煩悩〟な父さんギツネもいるんですねー。
たま〜に、父さんギツネがやって来てくれると、子ギツネはもううれしくってたまらなくって、「耳がぺたんとなっちゃう」んでしょうね。
父さんギツネってスゴいですね!
そのことに気づく@norichan5050 さんも、スゴいですけどねー。
端正な顔をした、エゾオコジョですねー。
キャプションに「キミがどんなに肉食でも、ネズミをバリバリ食べている姿を見ても、それでもやっぱり、なんて可愛い生き物なんだと思う」ってありました。
エゾオコジョ、キタイイズナ、エゾクロテンなどは、すべて〝イタチ〟の仲間で、いずれもかわいい顔をした〝肉食系〟です。
エゾオコジョの大きさは、20cmちょっとなので、携帯でご覧になると、ほぼ実物大の顔の大きさくらいだと思います。
小さくて、美しい、山のハンターは、冬も冬眠をせずに、ネズミや、エゾシマリスや、エゾナキウサギも食べることもあります。
画面の下に、お花が入っていて、とってもステキなお写真ですね!
ことしの春に生まれた子だと思うのですが、ちょっと前まで顔にあった、黒っぽい模様が消えて、どんどん〝雪の妖精〟に近づきつつありますねー。
雪の妖精の得意技〝首かしげポーズ〟の練習中なのでしょうか?
まだまだ暑い日が続いていますが、動物たちを見ていると、しっかりと秋〜冬の準備に、余念がないようです。
暖かいところから北海道にやって来て子育てをしていた鳥たちも、そろそろ北海道を離れて、南に戻っていく鳥たちもいますし、シベリアなどで夏を過ごしていた、シギやチドリといった鳥も、南に戻る途中の北海道で、休憩している姿を見かけるようになりました。
「も〜っ、ほっぺが落ちちゃう!」って困っているようですねー。
どんなオイシイごちそうを、いっぱいにつめこんだのでしょうか?
エゾシマリスは、市街地に隣接した公園から、大雪山のような高い山にまで、広い場所で暮らしています。
大雪山の初冠雪は、平年だと9月18日なのだそうです。
となると、もうすぐ雪が降ってもおかしくないってことですねー。
早い子だと、9月下旬にはもう冬眠に入り、冬眠から目覚めるのは4月。
エゾシマリスの200日間にもおよぶ長い冬眠生活が、今年も始まろうとしています。
先月8月の「今月の1枚」の発表です!
3,122の♥️を獲得された、@tamago.bouya さんのエゾシマリスに決まりました。
枯れ葉を、いっぱいにほおばって、ほっぺたがはち切れそうです。
たぶん、地面に掘った巣穴に運び入れて、ふかふかのベッドを作るのでしょう。
太陽の光をたくさん浴びた葉っぱのベッドは、きっととても良い香りがするに違いありません。
「下から支えてる手がかわいすぎる」「アゴが外れないか心配」「ふかふかのベッド出来るといいね」など、たくさんのコメントとともに、たくさんの♥️をいただきました!
@tamago.bouya さん、おめでとうございます。
そして、応援いただいた皆さま、ありがとうございました。
2023年8月の「今月の1枚」に認定させていただきます!
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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