今週も 「北海道3大かわいい動物プロジェクト」 に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年8月21日〜25日ピックアップ分)
@runrun6060 さんは、関東にお住まいで、たびたび北海道を訪れては、お写真を撮っていらっしゃるようです。
キャプションには「今回、北海道で子どものキタキツネを撮る!という目標が達成できた!?かわゆすぎる?」とありました。
この子は、北海道のキタキツネの中でも、なかなかの〝美人さん〟ですよー!(オスかも知れませんが…)
こんな子に出会って、カメラ目線で写真が撮れるなんて、かな〜りラッキーでしたね。
そう言われるとキツネが、「〝内地の人〟なんだって…よく来たね!」って言ってるようにも見えてきました(笑)
「北海道3大かわいい動物」プロジェクトにお写真をご投稿いただいている方で、本州の方って結構いらっしゃるんですよ、女性が多いみたいです。
白いエゾリスは見たことがあるのですが、これほど白いエゾシカは初めて見ました、ビックリですね。
兵庫県で造られる日本酒に「白鹿(はくしか)」がありますが、白いシカは、昔から不老長寿の象徴や、神様の使い、あるいは「見ると幸せになる」といった、縁起の良い言い伝えを多く聞きます。
道北の幌延町付近で、オスとメスの、3頭ほどの白いエゾシカが目撃されたというニュースが、今年の春に伝えられました。
突然変異の子は、寿命が短い傾向があると聞きましたが、「見たら幸せになれる」存在として、長生きをしていただきたいですね。
夏の間は、比較的、山の奥で過ごしているため、シマエナガに会うチャンスは、冬に比べるととても少ないのですが…。
それでも、1年じゅう、シマエナガをウォッチしていらっしゃる方々の間でプチブームな〝クリエナガ〟ちゃん。
シマエナガちゃんは、当然ですが、クリを食べないので、クリに近づくのは、単なる偶然だと思われます。
シマエナガの通り道に、クリの木があると、おおっ!これは〝クリエナガチャンス〟なのではないかと、急にまわりのカメラマン達の鼻息が荒くなり、クリの木に先回りして、シマエナガちゃんがやって来るのを待つわけなのですが…。
私の場合は、「ありゃりゃ」と、シマエナガを見失ってしまうのがほとんどで、「きょうの1枚」のような、見事な〝クリエナガちゃん〟を撮れた試しがありません。
普段は、高い山のガレ場(岩が積み重なったようなところ)で暮らしているので、このように緑に囲まれた姿は、新鮮に感じますね。
オトナの拳よりも小さなエゾナキウサギなので、植物の中にもぐってしまうと、なかなか見つけられません。
北海道でも毎日、記録的な暑さが続いていますが、大雪山などでは、あと1か月くらいで〝初雪〟を迎えるので、エゾナキウサギたちはそろそろ冬支度を始めているかも知れません。
エゾナキウサギは、冬眠はしないのですが、あたりをすっぽりと雪に閉じ込められてしまうため、雪が積もる前に、雪解けまでの食料を、巣の中にため込んでおかなくてはなりません。
とってもかわいらしい、エゾシマリスですねー。
シロツメクサのかげに隠れているところが、さらにかわいらしさをアップさせているように感じます。
〝よつ葉〟でも探しているのでしょうか?
シロツメクサは漢字で「白詰草」と書くそうです。
江戸時代に、オランダから長崎に輸入されたガラスの器などを、衝撃から守るために、乾燥したクローバーをクッション材として使っていたことから、「詰草」という言葉が生まれました。
白い花をつけるものを、シロツメクサ。
赤い花を付けるものを、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)と呼ぶようになりました。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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