2023.08.24

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【札幌駅】エスタに「謎の真っ暗な階段」が…どこにつながっている?閉館前に最後の調査!

視聴者からの疑問や悩みを調査する、HBC報道部のもんすけ調査隊

建物が無くなる前に調べてほしいという依頼です。

札幌駅前の顔ともいえる、JR札幌駅直結の商業施設「エスタ」。

北海道新幹線の延伸に伴う再開発で8月31日に、45年の歴史に幕を下ろします。

店内には、歴史を振り返るボードや、閉店を惜しむ人たちからの手書きのメッセージも…

札幌駅前の広場からは、大きな外階段がエスタ2階につながっています。

そこに、閉店前に解き明かしたいナゾがあるというのです。

依頼者は「自転車通学」さん(10代・札幌在住)。
「エスタ2階のエレベーター裏にある真っ暗な階段が、どこに通じているのか調べてください!」

さっそく現場に行ってみました。

エスタ2階のテラスから店内に入ると、エレベーターがあります。

その横に、トイレへの細い通路がありますが、途中に真っ暗な階段が。

しかも階段の先は鉄の扉で閉ざされ、鍵もかけられています。

この階段は、いったい何なのか?

エスタは1978年に開業。
キーテナントの「札幌そごう」が出店し、オープン初日には8万人が詰めかけました。

1988年には地下鉄・東豊線が開業。
改札口と店の入り口がつながり、にぎわいを増していきました。

しかし、バブル崩壊でそごうグループの経営が悪化。

2000年に、札幌そごうは惜しまれながら閉店しました。

翌年、新たなキーテナントとしてビックカメラが出店。

その後も、札幌ら~めん共和国や札幌ロフトがオープンし、エスタは活気を取り戻していきました。

エスタの閉店後、建物は取り壊され、高さ245mの超高層タワーに生まれ変わります。

札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発組合提供

しかし、このまま建物を壊されては、永久に階段の謎は解けません…

そこで撮影をお願いしてみると…

なんと!特別に許可が下りたのです!

さっそく鉄の扉の鍵を開けてもらい、調査員が入ってみることに…

ついに扉が開く…!

暗闇の中、延々と続く階段を、登り続けること10分…

上に明かりが見え、窓がありました。

階段の先に明かりが!

窓の外には…札幌駅!そして右手に扉がありました。

扉の先には…レストラン街!

そう。階段の正体は、「非常階段」だったのです。

レストラン街につながる非常階段と判明!

非常時にだけ鍵が開き、明かりも点く仕組みだといいます。

まもなく歴史に幕を閉じるエスタの、最後の謎がこれで解き明かされました!

もうすぐお別れ

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年8月1日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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