物価は上昇するけど、給料はあがらない。副業で収入を増やしたいけど中々現実的ではない人も多いのではないでしょうか。
将来に向けて「資産運用」とは言われるものの、損をしてしまうリスクが怖かったり、手間がかかりそうだったりで、二の足を踏んでいる人も少なくないはずです。けれど、結婚や出産、子育て、教育、住宅といったライフイベントの変化に備え、「堅実」&「確実」、しかも「お手軽」に始められるのが「個人向け国債」。その魅力をご紹介します。
そもそも国債とは、国が発行する債券のこと。債券とは、国や地方自治体、企業などが投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券で、いわゆる借用証書のようなものです。債券は、あらかじめ返済期限を決めて発行されます。その期限のことを満期といいます。投資家は資金を提供した見返りとして、満期までの期間、利子を受け取ることができます。そして、満期になると提供した資金を返してもらえる仕組みです。
つまり、「個人向け国債」の購入をごくごく簡単にいえば、国に一定期間お金を貸す見返りとして、期限がくるまで利子をもらえるという資産運用です。その満期には「3年」「5年」「10年」の3種があります。3年ものと5年ものは満期になるまで利率が変わらない固定金利。10年ものは半年ごとに利率が変わる変動金利です。
金融機関における店頭表示金利の平均年利率を見てみると、普通預金は0.001%、定期預金でも0.005%(出典:日本銀行ホームページ「時系列統計データ検索サイト」の「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等」2023年7月分データより)
「個人向け国債」の金利がいかにおトクか分かります。「さらに、お手軽に始められるところもポイント。個人向け国債は毎月発行されていて、1万円から購入することができます。上限金額もありません。お金に余裕がある時に少しずつ買い増しできるというのは、心理的にも負担が軽くなるものです」
ところで、気になるのは急にお金が必要になった時に換金できるかどうか。この点についても川部さんは、安心できる言葉で後押ししてくれます。「発行後1年を経過すると、1万円単位で換金ができます。万一の時にも安心です。個人向け国債のホームページでは、実際に購入した場合にどれくらい利子を受け取ることができるのか、中途換金する場合も金額がいくらになるのかシミュレーションできます」
先日、7月14日(金)~17日(月祝)に開催された「HBC赤レンガプレミアムフェスト」に個人向け国債クイズをステージで実施。来場者に身近に触れる機会がありました。イベントの様子は、HBCテレビ「今日ドキッ!」でも放送しています。
「個人向け国債」は元本割れのリスクがなく、購入は1万円からと気軽に始めやすい資産運用の一つ。国が発行している債券だけあって安心ですし、最低金利保証は年率0.05%とかなりおトクです!発行後1年以上経過すれば中途換金もできるので、万一お金が必要になった時にも不安はありません。
「個人向け国債」は近くの銀行や証券会社などの金融機関や、郵便局で気軽に申し込むことができます。詳しい内容やシミュレーションはホームページをご確認ください!
写真提供:PIXTA、写真AC
Sponsored by 財務省