帯広のまちなかをChai編集室が実際に歩いて、今も昔も変わらぬ老舗や個性派の新店など、気になったお店をピックアップしました。
心も満足できる商店街
平原通商店街は1927年、帯広駅から伸びた西2条通りの発展とともに成り立ちました。「平原通商店街」という名称は64年から。各店舗が力を合わせて時代の波とともに生きてきました。本商店街組合は現在、46店が加盟しています。
インターネットなど、買う場所の選択肢が増えたからこそ、リアルショップの価値が見直されています。コミュニケーションを取りながら買い物をすると心の充足感もひとしお。会話して買い物できる店が集まっているのがこの商店街の良さです。
また、観光客にとって駅周辺の街歩きも楽しみのひとつ。まちなかは十勝の特産品をアピールできる場所です。自分の店を開きたい方も大歓迎。一緒に街を盛り上げましょう。
帯広唯一のアーケード商店街
広小路商店街といえばアーケード。雨に濡れることなく買い物を楽しんでいただけます。1980年に全蓋(がい)式アーケードが完成、2011年に改修して現在の形となりました。また、かつてはモニュメントを設置していました。
過去に6軒ほどあった呉服屋も今では1軒のみ。しかし、今でも衣料品や靴を扱う店が多く、それぞれ専門色が強いのが特徴です。ライブハウスもあり、週末の夜には弾き語りやダンスの練習をする人もいて、文化発信の気概がある商店街です。
広小路商店街には昔から、流行をとらえたチャレンジショップが出店する傾向があります。今もその雰囲気があるため、ここ1年で居酒屋やカフェ、美容室など、若い店主による出店が続いています。
※フリーマガジン「Chai」2023年7月号より。
※写真の無断転用は禁じます。
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特集「再発見 まちなか商店街」
ノスタルジーを感じる景色や、美味しいお店など、ワクワクがぎゅっと詰まった帯広駅前の商店街。全12本に渡って帯広市のまちなか探訪録を綴っています。
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