学級通信の確認、学用品の準備、水筒の用意……一つひとつは小さなことですが、小学生の持ち物の管理はなかなか大変ですよね。そこで今回は、帯広在住の整理収納アドバイザーで2児の母である筆者が、小学生の“あるある”な悩みと、実践している3つのアイデアをご紹介します。

悩み1:提出物を出さない

学級通信や給食便り、PTA関連の案内など、毎日何かしら持ち帰ってくるプリント。できるだけすぐに確認したいけれど、何度声を掛けてもすぐに出さず、イライラが募るばかり……。

解決策:提出物ボックスを設置

手頃な大きさの段ボールを用意して、“提出物ボックス”を設置しました。大きく見出しをつけて、パッと目につくような工夫も。行動が定着するまでは根気強く声掛けが必要ですが、今では帰宅後のルーティーンとなり、自主的にボックスへ入れてくれるようになりました。

悩み2:記名が大変

とにかく記名するモノが多い学用品。地味なわりに神経と時間を使う作業のため、苦手なママも多いのではないでしょうか。子どもの人数が多ければ多いほど、学年が上れば上がるほど使うモノも増え、さらに記名が大変に……。

解決策:100均アイテムでネームタグ作り

使用するのは、100均アイテム3つ! タグに名前シールを貼ってカードリングを通し、仕上げにボールチェーンキーパーで繋ぎ目を保護すると完成です。筆者宅では、たまに使うカバンやプールバッグなどにつけています。いちいちモノに記名せず、使うときだけ付け替えられて便利です。

悩み3:ノートがなくなったあとに報告

突然の“ノートがなくなった宣言”に、「それもっと早く言ってよ〜!」と困ってしまった経験はありませんか? ノートは、授業の進行具合によって指定されるマス目の数が変わるため、買い置きがしにくいのも難しいところ。

解決策:付箋メッセージで優しく伝えて

ノートの最後から2ページ目あたりに、“これを見たらママに報告してね”の付箋をペタリ。文字だけでなくイラストを添えると、子どもの印象に残りやすくなりますよ。この付箋を貼ってから、余裕をもって新しいノートを用意することができています。

まとめ

子どもはかわいいけれど、子育てはやっぱり大変。イライラすることはたくさんありますが、ご紹介したアイデアのように、簡単な仕組みを作ることで解決できることもありますよ。子どもが協力してくれる環境を作って、ママの負担を軽くしてみてはいかがでしょうか。

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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。

【画像】筆者自宅

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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