2023.06.29

ゆるむ

【90年代中心】好きだったのはどれ?名曲と共に振り返る「なかよし」の激アツ作品【11選】

突然ですが、みなさん、ときめいていますか?

こんにちは、HBCラジオ「アニメロティック第2期」の番組ディレクター“メロディ”と申します。HBCラジオ唯一のアニソン番組となるこの番組では、毎週1つのテーマに沿って、懐かしいものから最新のものまで、幅広い年代のアニソンをたっぷりお届けしています。

ディレクターをしている筆者は、マンガ・アニメ・ゲームと、2次元から2.5次元をこよなく愛しております。好きなジャンルは、歴史もの、転生もの、タイムトラベルもの。余談ですが、名作ゲーム「ファイナルファンタジー」がこの世に爆誕した年にうまれました。(アラサーとアラフォーのど真ん中です)

「なかよし」のマンガが原作の名曲アニソンを振り返るっ!!

今回、「アニメロ」が注目したのは、“全乙女”がときめいた月刊マンガ雑誌、「なかよし」!

主に90年代初めから2000年代中頃まで「なかよし」を愛読していた筆者。

「ときめき」がなんなのか、「わくわく」がなんなのか…なかよしは、自分は何が好きなのかを育ててくれた一つです。

ちなみに、番組で流す曲を選曲するときには、毎度テーマを決めながら行っているのですが、なかよし回は、主に自分と同じアラサー&アラフォー世代の方が懐かしく感じる作品をピックアップしてみました。

懐かしさと共に、あの頃の“ときめき”を思い出してくださるといいなと思って選ばせていただきました!(え?今もときめいてるって?それは大変失礼しました!!)

1曲1曲、当時の気持ちを思い出しながら振り返ってみましたので、みんなで「うんうん、そうそう」できたら嬉しいです。

M1.1976年「キャンディ♡キャンディ」OP

キャンディ キャンディ/ 堀江美都子、ザ・チャープス

画像はイメージです。

イントロから、かわいいメロディに心躍る1曲。わたしはわたし。でもちょっと落ち込むこともあるの。堀江美都子さんの歌声が、そんなキャンディの愛くるしさを存分に表現していますよね。小さいころは自分に自信がなく、この曲に励まされていました

M2.1996年「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」OP

セーラースターソング/花沢加絵

セーラームーンシリーズの最終章 セーラースターズ。今までオープニングは一貫して「ムーライト伝説」でしたが、セーラースターズはこの楽曲がオープニングテーマとなりました。

作詞は、原作者の武内直子先生。歌詞を見ているだけで、セーラースターズを鑑賞している気持ちになります。キラキラとした中に太く大きい一本の「まけない!」という気持ちが伝わる、この作品のための主題歌です。
セーラームーンの楽曲たちは、乙女の気持ちを代弁しながら勇気を与えてくれる曲が多いですよね。現在公開中の劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、胸と瞳を熱くさせます。

M3.2003年「明日のナージャ」ED

けせら・せら/小清水亜美

画像はイメージです。

セーラームーンに続いて、わくわくさせてくれるこちらの1曲。欧州を舞台に主人公ナージャの母親探しの旅が描かれる作品です。ナージャは旅芸人一座の一員となって旅に出るのですが、この曲はナージャの旅を思わせる楽しい楽曲。EDの映像では、いろんな国の服を着たナージャが登場するのも見どころ。

途中の「子猫ちゃんの足のうらは お天道さまのにおいだね」という歌詞がすきです。
あと「雨にぬれた驢馬(ろば)の背中 赤葡萄酒のにおいだね」と出てくるのですが、これは本当なのか、気になります。その他にも気になるワードがたくさん出てきますので、ぜひ皆さん歌詞に注目あれっ!!

M4.2002年「東京ミュウミュウ」OP

my sweet heart/小松里賀

恋に戦いに駆け回る女の子 桃宮いちごちゃん。そんないちごちゃんは、イリオモテヤマネコの遺伝子を組み込まれた正義の味方 東京ミュウミュウに変身します。

変身してでてくる猫耳としっぽそして衣装がとってもかわいい!この曲の歌詞も、そんないちごちゃん達のかわいさが満載です。「いつでもトキメキたいから、ドキドキさせて!」って、"きゅんです"を通り越して、ギュンです。現在リメイクされた「東京ミュウミュウ にゅ〜」では、この曲のにゅ〜Ver.としてカバーされています。

M5.2007年「かみちゃまかりん」OP

暗黒天国/ALI PROJECT

「デ・ジ・キャラット」や「ぴたテン」のこげどんぼ*先生が手掛ける作品。タイトルにある通り、かみちゃま=神さまになってしまった主人公 花園花鈴が、同じ能力をもつ九条和音と協力しながら戦っていく、神様×神様バトル。
ファンタジーでありながら、コメディでシリアスで…と異色の作品だったように感じます。神化するときの「アイ アム ゴッド!!」も印象的。

こげどんぼ*先生の絵がまた可愛く、この楽曲のOP映像は絵と曲のギャップがたまらない。アリプロのダークゴシックな感じがとても作品に合っています。暗黒天国は、サビがとてもかっこいいですよね。

M6.1999年「おジャ魔女どれみ」より

おジャ魔に大活躍!

画像はイメージです。

「毎日が日曜日」でおなじみのおジャ魔女どれみ!そんなおジャ魔女たちの大切なシーンでかかる楽曲です。
メドレーになっていて、はじめは、この曲が流れている間に、見習い服に着替えなくてはならい「お着替え」の曲。続く3つの短い曲は、どれみたちが魔法を使うときの曲。

そして最後に、魔法の活躍場面を想定した曲となっています。
お着替えの曲はとってもキャッチーで24年たった今でも脳に染みこんでいました。とっても短いのですが、この曲がかかっている間に着替えなくてはならないどれみちゃん達、大変です。あとおジャ魔女といえば呪文! 「ピリカピリララ ポポリナペペルト」「パイパイポンポイ プワプワプー」「パメルクラルク ラリロリポップン」 今でも言えるものですね。

M7.1997年「夢のクレヨン王国」ED

ありのままに/杉山加奈

児童文学作品群「クレヨン王国」シリーズが原作だったのかと知ったのは大人になってからの話。
こちらも夢の詰まった作品ですよね。シルバー王女と、理屈っぽい鶏アラエッサ、のんびり屋のブタのストンストン、そして12人の個性豊かな野菜の精達をおともに冒険に出ます。シルバー王女は色々なアイテムを持って旅にでるのですが、「なんでもマイルームキー」という、この鍵をドアの鍵穴に刺せば、どこでも自分の部屋と同じ内装になるという鍵に憧れました。

わーわーやってるアニメの最後には、この「ありのままに」がかかりしっとりと終わる。ひと時のまどろみの時間です。大人になってから染みるものってたくさんあると思うのですが、この曲はまさにそれ。歌詞をふくめED映像は成熟した今だからこそひしひしと伝わるものがあります。

M8.1999年「カードキャプターさくら クロウカード編」2期 ED

Honey/CHIHIRO

画像はイメージです。

「窓辺にひとり頬杖ついて 止まない雨をじっと見てる」

この歌詞の始まりを現したED映像。スローテンポでCHIHIROさんの歌声がとても心地よいです。
今頃何してるのかなって思い出すだけで、キュンとしたり、優しくなったり、
そんな恋のぬくもりに包まれる。愛しさってこういうことなのか
心が優しさで満たされていく感じが、とってもさくらちゃんの世界にあっていますよね。
この曲が使われていた時のさくらちゃん達は、クロウカード集めで大変な時。(たしか)
さくらちゃんと小狼くんには、どの世界線でもずっと幸せでいてほしいです。

M9.1995年「あずきちゃん」OP

素敵な君/RAZZ MA TAZZ

この曲を聴くと頭を横に振りたくなります。それはOPであずきちゃんが頭を振っているから!
小学生の恋愛模様が描かれたこの作品。当時小学生だったこともあり、
あずきちゃん頑張れ!って応援しながら見ていた記憶があります。

そして、あずきちゃんといえば席替え。女子と男子に分かれて自分たちで好きな席に座るのですが(多少制限がある)あずきちゃん方式を見たあと、この席替え方法を提案したのを覚えています。座るまで誰が隣かわからなくって、好きな人の近くにならないかなとドキドキしていました。

あずきちゃんと一緒です。
「なんでもない なんでもない 君の笑顔を あいつじゃない こいつじゃない 僕が見つける」
「世界中で僕だけが知ってる ほら素敵な君さ」

こんなこと言われたいと思う素敵な歌詞ですよね。

M10.1995年「怪盗セイント・テール」OP

時を越えて/松雪泰子

画像はイメージです。

「主よ、種も仕掛けもないことをお許しください。ワン、トゥー、スリー!」
このワントゥースリーで変身できるのがとっても憧れでした。

この世の中にはいろんな怪盗たちが活躍する作品が多くありますが、悪人たちの罪をあばく怪盗活動を、マジックの腕前と神のご加護で行っていくのも新鮮です。りぼんで連載されていた「神風怪盗ジャンヌ」と並んで、
女の子の憧れや好きが詰まった素敵な作品です。OPを歌う松雪泰子さんの歌声がとてもきれいですよね。
イントロの「ちゃかちゃん」からワクワクが止まらなくなります。
すこぶる余談なのですが立川恵先生の「夢幻伝説タカマガハラ」もすきでした。

M11.1994年「魔法騎士レイアース」第一章 OP

ゆずれない願い/田村直美

番組テーマの最後を締めるのは、さくらちゃんに続いてCLAMP先生のこちらの作品。
魅力的なキャラクターが本当にたくさんいますよね。

姫によって異世界に召喚されるという夢のような展開ですが、楽しいばかりで終わらないのがこの作品。
主人公たち3人に突き付けられる真実はとても残酷なものでした。セーラームーンもそうですが、原作とアニメ版がちょっと違うのでどちらも楽しんでほしいです。レイアースの楽曲もよい作品がたくさん。しかしテーマの最後を飾るのはこの曲ではないでしょうか。ぐんぐん進んでゆく3人の冒険を、追い風の如く背中を押して支えてくれる。
そんな力強さをこの楽曲に感じます。

***

いかがでしたでしょうか。
「うんうん、そうそう」できましたか?
作品に触れたことのない方は「そうなんだ!気になる!!」という気持ちを
湧かせられたでしょうか?

Spotify内にある楽曲のみになりますが、
今回紹介した曲達や入りきらなかった楽曲を聴くことができます。

“漫画雑誌なかよし”スペシャルプレイリスト【『アニメロティック第2期』2023年6月18日テーマ】

ぜひ素晴らしい楽曲達に浸ってみてください。
そしてアニメを今一度見返してみるのも楽しいですよね。
限りある人生の中に、自分の好きや“ときめき”を今一度取り入れてみるのはいかがでしょうか。

この記事で少しでも興味を持ってもらえましたら、
毎週日曜23時30分~24時30分放送の「アニメロティック第2期」をどうぞお聴きくださいね♡

アニメロティック第2期

毎週日曜 23時30分~から放送中!

アニメロティック第2期」は、2013年から放送スタートのアニソン=アニメソングにスポットを当てたHBCラジオ唯一のアニソン番組。毎週1つのテーマにそって懐かしものから最新のものまで、幅広い年代のアニソンをたっぷり1時間お届け中!色んな世代の方に楽しんでいただける内容になっています。ナビゲーターは高橋咲希。2013年 無印のスタートから、今年放送10年をむかえました。

(2023年6月26日時点の情報です)
***

文:HBCラジオ 番組ディレクター 通称・メロディー
Edit:Sitakke編集部 ナベ子

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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