「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年6月19日〜23日ピックアップ分)
生まれたばかりの頃は、色が黒に近かったキタキツネの子。
もうすっかりとキツネ色になりましたね。
この頃になると、色んな事に興味が湧いてきて、お母さんキツネがエサを探しに出かけると、「やったー!」と言わんばかりに〝冒険〟に出かけます。
木の枝を口にくわえて、そこらじゅうを走り回ったり、巣穴からかなり遠くまで出かけてみたり。
で、疲れると、そこらへんで無防備に昼寝なんかしたりするので、見ているこちらがハラハラすることも…。
「きょうの1枚」も、そんな感じなのでしょうか?
道路脇にある側溝は、子ギツネたちにとっては、素早く移動できる、まるで〝高速道路〟のように感じられるのかも知れませんね。
でも時々、クモの巣や枯れ葉をたくさん頭につけて、トホホな感じで顔を見せることもあるのです。
軽やかに駆けるのは、この春に生まれたエゾシカの子でしょうか。
幼い顔に、長い足、背中には、〝鹿子模様〟とも呼ばれる、美しい模様が見てとれます。
6月から7月にかけては、エゾシカの出産シーズン。
母シカは群れから離れて、伸びて来た草むらに隠れるようにして、子どもを産みます。
生まれたばかりの子ジカは、約6キロほどですが、半年後の秋までには、50キロにまで成長するそうです。
クローバーの葉っぱに隠れたエゾシマリスちゃん。
かわいいお顔を見せてほしいのに、「もーっ、イヤなんだからー」と、〝小悪魔〟にからかわれているかのようで、かわいさ倍増です!
@rikka_snow2015 さんの、このお写真のキャプションに、「三つ葉のクローバーでも、十分幸せなのです」とありました…ホントですねー。
はるか遠いところにあるのではなく、自分の足もとにある豊かさを、ゆっくりかみしめる大切さってありますね。
オオコノハズクの赤ちゃん(幼鳥)ですねー、オレンジ色の目がとっても印象的で、かわいいですね。
コノハズクの仲間は、目が黄色なのですが、オオコノハズクは、美しい、まるで宝石のようなオレンジ色をしているのが特徴です。
日中は、木の枝がわしゃわしゃしているところで、きょうだいたちと集まって眠っているのですが、夜7時を過ぎて辺りが暗くなると、急にバタバタと飛んでエサを探します。
先回りしてじっと待っていると、すぐ目の前の枝にとまってくれることもあるのですが、もうどんどん暗くなっているので、ピントを合わせるのも、遅いシャッタースピードでブレないように撮るのも、とてもむずかしいのです。
背の高さは、ペットボトルと同じくらい。
エゾフクロウの赤ちゃんとくらべるととっても小さいのですが、ハリーポッターに登場して手紙を運んでくれそうな、とても賢そうな顔をしています。
かわいいヒナたちを連れて歩く、オシドリのお母さん。
白く見えるのは、ポプラの綿毛でしょうね。
ちょうどオシドリのヒナが姿をみせる頃に、池にこの白い綿毛がたくさん浮かんでいて、ヒナたちは、この綿毛を好んでパクパクと食べています。
綿毛はポプラの種なので、ある程度の栄養もあるでしょうし、水面に多量に浮いているので、ヒナでも簡単にありつけます。
もしかしたら、オシドリのヒナたちがちゃんと成長できるようにと、自然からのプレゼントなのかも知れませんね。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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