育ててみたい気持ちはあるけれど、初心者にはなかなかハードルが高い植物の世界。今回は、帯広在住の主婦である筆者が、子どもと一緒におうちで育てられる初心者向けの植物を3つご紹介します。

お悩み1:枯らしてしまいそうで怖い

「すぐに枯れたらどうしよう……」そんな不安が邪魔をして、植物の栽培にチャレンジできずにいる方も多いのではないでしょうか。たしかに、愛着を持って育てた植物がすぐに枯れてしまったら、自信をなくしてしまいますよね。

解決ポイント:お世話のしやすさなら多肉植物

植物にはそれぞれ個性があり、お世話のしやすさも大きく異なります。初心者さんにおすすめなのは多肉植物

多肉植物とは、サボテンやサンセベリアなど、多肉質の植物のこと。葉や茎、根に水分をためる性質を持っています。そのため、水やりの回数が少なく、水不足で枯れてしまうリスクが少ないんです。

個性的な見た目をしているものが多く、我が家の小学生は植物に名前をつけ、かわいがってお世話をしてくれていますよ。

お悩み2:虫が出ないか心配

植物を育てるにあたって必要なですが、家のなかで育てると「虫が出そうで嫌」「においが気になる」という方も。

解決ポイント:水耕栽培なら土要らず!

植物の育て方には、土を使わない水耕栽培があります。水耕栽培に適しているのは、パセリやバジルなどのハーブ野菜、身近なものでいうとアボカドも水耕栽培が可能です。

食べ終えたアボカドの種を水につけておくだけで芽がぐんぐん伸びるんです。日々成長を感じられるので、子どももワクワクしながら毎日観察していましたよ。

これなら「虫がわきそうで、土はちょっと苦手」という方でも、手軽に植物のある暮らしをはじめられますね。

お悩み3:道具をそろえるのが面倒

トマトなどの野菜を育てる場合、庭やプランター、肥料、ものによっては支柱など、さまざまなものが必要となります。正直にいって、すべての道具をそろえるのはちょっと面倒。

解決ポイント:道具不要の栽培セット

近ごろ、ホームセンターに道具不要の栽培セットが売られているのをご存じですか? 苗木がある程度育った状態のものなら、種まきの必要もありません。道具をそろえる必要がないので、すぐに栽培をはじめられて、初心者さんにとってはとてもうれしいですよね。

自分が育てた野菜のおいしさは格別! 子どもの野菜嫌いを克服するきっかけになるかもしれません。

まとめ

どんなにベテランでも、最初は誰しも初心者です。難しそうなイメージのある植物栽培ですが、ハードルの低いものから挑戦してみると失敗するリスクが少なくなりますよ。

今年の夏は、子どもを巻き込んで、おうちで植物を育ててみてはいかがでしょうか。

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文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
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【ライター:はせがわあかね PROFILE】
美幌町出身、帯広市在住のインテリア好きな整理収納アドバイザーで現役作業療法士。子ども2人と夫、わんこ2匹と暮らす。シンプルな生き方に憧れて資格を取得し「片づけクリエイター」として暮らしに役立つ情報を発信しながら、イラストやモノ作りなどクリエイティブな活動を行っている。

【画像】筆者自宅

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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