2023.06.10
食べる「あいすの家とエトセトラ 長沼本店(以下、あいすの家とエトセトラ)」は、北広島市と長沼町の境界に近い、国道274号沿いに位置しています。
新たにベーカリーが新設され、焼き立てパンを楽しむことができるほか、ジェラートの種類も20種類追加されて40種類になりました。ソフトクリームと、たくさんのジェラートを味わいました。
2022年7月に新装オープンした「あいすの家とエトセトラ」。前身は、現店舗の国道を挟んだ正面にあった、赤い屋根とピンクの外壁が目印の「・あいすの家・」。長沼町のランドマーク的存在として親しまれていました。
経営するのは、1994年に酪農関連機器の販売を手がけていた山口真巧さんによって創業された「株式会社 長沼あいす」(当時は有限会社)。素材へのこだわりを大切にし、良質な生乳を使ったソフトクリームやアイスクリームを製造しています。
巨大な牛舎のような建物は旧店舗の約2倍の広さ。天井が高くとても開放的です。店名の“エトセトラ”の通り、さまざまな商品を販売しています。
『中華まんじゅう』は、アイスクリームの需要が減少する冬にも楽しんでもらう商品として1997年に発売を開始しました。「ぎっしりと具が詰まっていて美味しい」と評判になり、今ではアイスクリームなどと双璧をなす人気商品です。冬季は店内でアツアツを販売しています。
2001年から販売を開始したチーズなどの加工乳製品も、アイスクリームと並ぶ主力製品になっています。自家製モッツアレラチーズに味つけをした『COW’S KITCHEN』は、ほかでは味わうことができない商品です。『バジル』や『トッポギ風』のほか、『札幌味噌ラーメン味』など想像がつかない味も販売しています。
ウインナーなどの加工食品も人気で、これまで数々の賞を受賞しています。リニューアルに込められた“エトセトラ”の意味が伝わってきました。
“あいすの家の原点”と呼べるソフトクリームは、長沼近郊の牧場でその日に搾った生乳を自社工場で加工しています。定番のバニラやチョコレート、コーヒーマーブルなどのほか、いちごやかぼちゃなど、季節ごとのフレーバーも楽しむことができます。
なかでも『こいミルク』は、甘さ控えめで素材のよさをストレートに感じられます。フレッシュな味わいが、心地よく舌の上で溶けていきました。
ジェラートは、『グラシエ』と呼ばれる冷菓職人の知識と技術で作られています。新店舗に変わり、これまでの20種類から40種類にフレーバーが増えました。組み合わせはダブルまでOK。定番フレーバーのほかに、季節や期間限定の商品も多数用意されているため、無限の美味しさが味わえます。
どれを食べようか目移りしながら、5つのフレーバーを選びました。
雪のように真っ白な『フレッシュミルク』は、北海道産生乳100%の良質な牛乳に、少し甘みを加えたシンプルなフレーバーです。ほかのフレーバーとの相性は抜群ですが、一度はシングルで味わってみてください。
桃の果肉が入った爽やかなフレーバーです。シャーベット感覚で味わえるので、フルーツが好きな方におすすめ。ダブルにするなら甘さを抑えたフルーツ系のフレーバーとの組み合わせがベストです。
自然な甘さで、メロンそのものを食べているような満足感が得られるフレーバーです。ダブルにするならミルク系との組み合わせがベスト。
ソーダアイスに高級感を持たせています。清涼感を感じる淡いブルーで、夏の日にピッタリ。バニラと組み合わせると、クリームソーダのようなテイストになります。
初めて食べる人は「ナッツ系のフレーバーってどうなの?」と思うでしょうが、甘さ控えめ、なめらかな口溶けで、「あいすの家とエトセトラ」でトップランクの人気を誇っています。いつものミルク系から冒険したい方は、ぜひお試しあれ。きっと虜になりますよ。
「あいすの家とエトセトラ」には「ながぬま市場」が併設され、新鮮野菜や旬の果物、手づくり漬物も販売しています。札幌市内や新千歳空港からも近いので、ピクニック感覚で訪れてください。
<店舗情報>
■あいすの家とエトセトラ 長沼本店
■住所:北海道夕張郡長沼町西11線南7番地
■電話番号:0123-88-0170
⇒営業時間など詳細はこちら
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(Sitakke編集部追記)
あいすの家とエトセトラ 長沼本店は、「北海道ソフトクリームラリーの対象店舗です。
ソフトクリームラリーは6月1日から8月31日までの開催で、スタンプを集めると豪華賞品に応募できます!