2023.06.09
食べる苫小牧市に隣接する安平町。その安平町の遠浅(とあさ)地区にある「溝口農場」さんは国道234号線沿いに店を構えて20年ほどになります。約1か月の冬期休業期間はありますが、寒いときでもソフトクリームを食べられるということもあり、年間を通じて町内外から多くの人が訪れます。
筆者は安平町在住なので、何度も伺っている同店。どんなソフトクリームが提供されているのか、さっそくご紹介しましょう!
「溝口農場」さんではソフトクリームとジェラートが提供されています。店内に入り、すぐ目に飛び込んでくるのがジェラートのショーケース。
『抹茶』や『ミルク』、『マンゴー』、『ごま』などのフレーバーがあります。“シングル”は1種類、“ダブル”は2種類選ぶことができます。ほとんどの方が“ダブル”を選ばれるそう。
ソフトクリームは、現在『プレミアム生ソフト』、『ハスカップソフト』、『苺ソフト』の3種類を提供。『プレミアム生ソフト』は濃厚なミルクの風味をしっかり感じられるソフトクリームで、最も人気があるメニューです。
こちらは『ハスカップソフト』550円(税込)。『プレミアム生ソフト』の上に、厚真町の「ハスカップファーム山口農園」さんのハスカップを使ったジャムと大粒のはちみつ漬けがトッピングされています。北海道がシェア100%を占めるハスカップは道外の方に大人気! 甘酸っぱさがクセになる美味しさです。
そして、2023年6月1日(木)から期間限定で登場するのが『牛乳とはちみつだけで作った究極のソフトクリーム』700円(税込)。以前、東京で行われたイベントで提供し評判となったメニューが復活! その名のとおり、牛乳とはちみつだけで作られていて、乳化安定剤や砂糖などは一切入っていません。
「牛乳とはちみつだけでソフトクリームが本当に作れるのか?」と驚かれることが多いそうですが、独自の配合と製法で作っているとのこと。お店のオーナーである溝口さんによると、「純粋はちみつを使用。牛乳との相性がよく、甘くなりすぎないのが特徴」なのだとか。
無料で使えるソフトクリームのトッピングも充実しています。コーヒーの粉を振りかけると、まるでティラミスのような風味に! トッピングをする前にまずはそのまま食べて、ミルクの濃厚な風味を味わってみてくださいね。
一般的に、ソフトクリームはワッフルコーンを選ぶとプラス料金になることが多いですが、「溝口農場」さんでは基本的にワッフルコーンで提供されます(カップも注文可)。
しかも、ワッフルコーンは店内で1つずつ手焼きされているんです! 店内に入ってすぐに感じる甘くて香ばしい香りの正体は、このコーンでした。
生地を機械に流し込み、プレスして焼きます。この格子状の型がコーンの模様になります。
焼き上がった生地をすばやく円錐形の型に巻き付け、コーンの形を作っていくと完成! ワッフルコーンには『プレミアム生ソフト』が練り込まれているそうで、そのまま食べるとほんのり甘さも感じられます。
ソフトクリーム、ワッフルコーンともにボリューム満点でお腹いっぱいになりました。
店舗の敷地内に車をとめると、愛らしいポニーがお出迎えしてくれるんです。
父・コタロウ、母・ユメ、息子・ジュンの家族と、昨年11月にやってきたユキの4頭が敷地内で飼われていて、のびのびと仲良く過ごしています。
ポニーたちにはおやつをあげることができますよ(おやつは店内で販売)。ポニーたちは名前を呼ぶと近寄ってくれるそうなので、ぜひ触れ合ってみてください。おやつをあげる際、小さなお子さんをお連れの場合は必ず大人の方が一緒に付いていてくださいね。
苫小牧市中心部や新千歳空港から車で30分ほどと好アクセスの「溝口農場」さん。道内の方はもちろん、新千歳空港からレンタカーを利用される方にもおすすめです!
<店舗情報>
溝口農場(みぞぐちのうじょう)
■住所:北海道勇払郡安平町遠浅425
■電話番号:0145-22-3666
⇒営業時間など詳細はこちら
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(Sitakke編集部追記)
溝口農場は、「北海道ソフトクリームラリーの対象店舗です。
ソフトクリームラリーは6月1日から8月31日までの開催で、スタンプを集めると豪華賞品に応募できます!