2023.05.27
食べる食べておいしい、見た目もきれいと、人気のサンドイッチ。
札幌ではさらに進化した、ユニークなサンドイッチが発売されました。
自動販売機から出てきた一風変わった缶。
パンにレタス、チーズにトマト…
そう、缶の中身が「サンドイッチ」、その名も「缶ドイッチ」です!
札幌・ススキノにある自動販売機で、5月19日に発売されました。
通常のサンドイッチも並んで販売していますが、なぜ、あえて、缶に入れたのでしょうか?
そのメリットは、「つぶれない」こと。
子どもが持ち歩く場合や、リュックに入れた場合に、サンドイッチがつぶれてしまったのを見たことで、「安心して子どもにも食べてもらえるように」と缶に入れたサンドイッチを開発したといいます。
確かに、かばんから取り出しても断面はきれいなまま。
缶にはフォークがついていて、片手で食べられるサンドイッチをあえてフォークで食べるのが「新感覚」だそうですが…
正直、「今までフォークでサンドイッチ食べたことないと思うので、食べにくさは感じると思います」とのこと…。
いざ、新人記者が実食!
「どこまで刺せばいいんだろう…これ意外と難しいですね…」と四苦八苦。
でも、「具材がいっぱい詰まっているので、とてもおいしい」とのことでした。
マチの人からは、「手が汚れない」「人からもらったらうれしい」という声が聞かれました。
そんな缶ドイッチの中身を作っているのは、白石区の「サンドイッチ専門店もぐもぐ」。
店には100種類以上のサンドイッチが並んでいます。
缶ドイッチは、「ひとつひとつ手作業なのでやっぱり時間はかかるし、下の具材がつぶれないようにするのが結構大変」だといいます。
きれいな層を作る技は…企業秘密です。
白石区の店舗とは別に、ススキノの自動販売機でサンドイッチを提供することにメリットがあるといいます。
「店に来られない人も買えるし、自動販売機ということで気軽に手に取ってもらえる」
「缶ドイッチ」は新たなグルメとしてファンをつかめるのか?
販売会社では売れ行きを見ながら、種類を増やし、自動販売機の設置場所も広げていきたい考えです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は放送時(2023年5月19日)の情報に基づきます。