2023.05.27
出かける「行ったら店がつぶれてた…」
「営業時間が変わってる…」
コロナ禍で様変わりした、夜の観光。
アフターコロナの観光情報発信をご紹介します。
前編の記事では小樽で5月からスタートした取り組みをご紹介しましたが、今回は、ススキノのホテルの取り組みです。
【前編:「すぐに入れる店、探します」コロナ禍で変わった観光情報、どう発信する?夜の観光案内所】
連載「コロナ禍ライフハック」
札幌・ススキノ。
ホテル「OMO3札幌すすきの」から出てきたのは、このホテルに宿泊する観光客3人と案内役のホテルマンです。
宿泊客を対象に、ホテルが先月から開催している「すすきのゼロ番地開拓ツアー」。
ススキノの中心にある「すすきの市場(いちば)」の地下にあり、札幌に住んでいても知らない人が多いディープなスポットを無料で案内してもらえます。
ある飲食店の前では、「店の名前はお相撲さんからいただいたそうです。70うん歳のお母さんが手料理を作っている。ここはけんちん汁がおすすめです」と説明していました。
参加した宿泊客は、
「なかなか自分たちで行くような場所ではなくて、ディープなのでおもしろかった」
「けっこうネットとかで情報を見てきたが、全然出なかったので来られてよかった」などと話していました。
5年ほど前から「すすきのゼロ番地」で営業しているイタリア料理店・オステリアルマーカの奥村元揮代表は、「ただでさえ分かりにくい場所なので、こうやって発信していただけるとありがたい。ちょっとずつ人出は増えてきたので、これからもっと戻ってくれればいい」と話します。
OMO3札幌すすきのby星野リゾートの羽毛田実総支配人は、「ガイドブックにも載っていないようなところを紹介してもらえると、非常に喜んでいただいているツアー。マチに出て、ぜひマチの人とのコミュケーションを通じながら、旅のだいご味を味わっていただきたく、今回のツアーを企画しました」と話していました。
【前編:「すぐに入れる店、探します」コロナ禍で変わった観光情報、どう発信する?夜の観光案内所】
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は放送時(2023年5月18日)の情報に基づきます。