気温が上がってくると、冷たいものが食べたくなりますね。特に、夏になると、ざるそば、そうめん、冷麺などをいただく機会が多くなります。6月の北海道では、スルメイカ漁が解禁され、「イカそうめん」も食べられるようになりました。
そこで今回は、マナー講師である筆者が、麺類の食べ方について二択のクイズ形式でご紹介。正しいと思う方を選んでください。あなたは、いくつ正解できるでしょうか?
A:麵が伸びないうちに多く取る
B:一口で食べきれる量を取る
正解:B
一度にたくさんの量を取るのではなく、少量ずついただくようにすると、見た目もきれいです。
A:中央の盛り上がった部分から食べる
B:どこから食べてもいい
正解:A
ざるそばや盛りうどんは、中央から取るように盛り付けられています。
A:嚙み切ってもOK
B:噛み切るのはNG
正解:B
そば、うどん、ラーメンなどの麺類を食べる際に麺を途中で噛み切るのは、品のいい食べ方としてあまり望ましくありません。箸で取り上げる分量を考えて、いただきましょう。
A:すすって食べるのはNG
B:音は抑える方がいい
正解:B
そばは、「すする音も美味しさのうち」とも言われますが、特にあらたまった席などでは、音を抑えて静かにいただく方がいいですね。
A:箸だけで食べる
B:ちりれんげを使って食べる
正解:B
利き手の反対の手でちりれんげを持ち、箸で麺を少しずつ取り、ちりれんげを添えながらいただきます。汁を飲むときも、れんげを使います。
みなさん、何問正解できましたか?
また、麺類を食べるときには、髪型にも配慮することをおすすめします。ロングヘアーの方は、バレッタやゴムなどを使って、汁やスープに髪の毛が入らないように事前に準備をしておくといいですね。
同席している人や周囲への思いやりを忘れずにいたいものです。麺類をいただくときも、品位にあふれる美しい所作を心がけてみましょう。
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文:桜美月(イメージアッププロデューサー・マナー講師)
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【ライター:桜美月 PROFILE】
愛媛県松山市出身、好奇心旺盛な学び好き。ミス松山の経験を活かし美しい振る舞いやマナーを深く学び資格取得。現在は、マナー講師の枠にとらわれず、自分のやりたいことに挑戦し、『SAMIE』ブランドを立ち上げデザイナーとしても活動中。Voicy『桜 美月のシンデレラマナー』では、外見だけでなく内面も整える生き方、あり方について配信中。
【画像】チリーズ、jazzman、sogane、East & West、すとらいぷ / PIXTA(ピクスタ)
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