2023.04.24

ゆるむ

くわえた羽根が、ヒゲに見える?季節外れのサンタさんが登場!【シマエナガ】

北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年4月17日〜21日ピックアップ分)

この春に生まれたばかりの子リスたち

撮影:@kuma_jam さん

この春に生まれたばかりのエゾリスの子のようです。ちょっと、目が飛び出た感じなのと、柔らかそうな夏毛の感じの、子リスの特徴がよくわかりますねー。去年の春、子リスを撮影していたら、10mくらいのところから、子リスが地面に落ちてきて、ボタってすごい音がして、とても驚いたのを思い出します。しばらく動けずにいましたが、フラフラしながらも木に戻ったので安心しましたが、冒険する範囲を急に広げるのはほどほどにしてほしいものです。じゃないと「リスも木から落ちる」って言われちゃいますよー。

自慢の足を、お手入れするよー!

撮影:@masato.hokkaido さん

顔から始まった夏毛への生かわりが、だんだんとカラダの方へも広がりつつあるようです。顔の大きさほどもありそうな足を、ていねいになめて手入れしているのでしょう。この大きな足のおかげで、降り積もった雪の上でも、ものスゴイスピードで走ることが出来るのです。その速さは、日本のほ乳類で最速の時速80キロ。まさに〝脱兎(だっと)の如く〟という表現がピッタリで、走っているエゾユキウサギを写真に撮るのはおろか、肉眼で追うのも大変なくらいです。

ええと…ボクは、季節外れのサンタです!?

撮影:@forest_limit さん

羽根をくわえたシマエナガちゃん、巣を作る材料にするのでしょう。くわえた羽根が、なんだかヒゲのようにも見えます。季節外れのサンタさんか、子どもの頃に100円札でお世話になった、板垣退助さんのヒゲのようです。タマゴをあたため始めると、狭い巣の中で、長いシッポが折れ曲がってしまって、それが寝ぐせのようになり、巣の外でも、シッポがカーブを描いているシマエナガを見かけます。シマエナガは、オスとメスの区別をつけにくい鳥ですが、メスの方が、巣でタマゴをあたためている時間が長いため、シッポが曲がったシマエナガは、かなりの確率で、メスと考えて良いようです。

あら…やっぱりちょっと、太ったかしら?

撮影:@kobayashi_yasuo_photographer さん

キャプションに「やっぱりちょっと、太ったかしら?最近、狭いのよね」とあり、笑ってしまいました。木の分かれ目にはさまってしまい、動けなくなっているようにも見えますね。冬の間、時にはオスとメスのペアで、愛らしい姿を見せてくれていたエゾフクロウたちも、どこか森の奥で営巣して、子育てをしているのか、姿を見せないことが多くなってきました。私は、去年は会うことが出来なかったエゾフクロウに、なんとか今年は会いたいと思っているのですが、どうなることやら?生まれたばかりのエゾフクロウのヒナかわいらしさといったら、モフモフマニアにはたまらない存在です。

もう赤ちゃんは生まれたかな?

撮影:@toshikazu_hashimoto さん

とってもキュートなエゾシマリスさんですねー。冬眠から目覚めて、まだ1か月くらいでしょうか?エゾシマリスのメスは、冬眠からめざめるとすぐに、ペアとめぐり会い、その後、1か月ほどで、地面に掘った穴の中で3〜7匹の子を産むのだそう。エゾリスのほうは、木の穴などで子どもを産むので、出会う確率は少なからずあるのですが、地面の下で子育てをするエゾシマリスの、赤ちゃんたちに会うことはなかなかむずかしいようです。

文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

「北海道3大かわいい動物」プロジェクト

インスタグラム:北海道3大かわいい動物プロジェクトでは、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、きょうの1枚として配信しています。

https://www.instagram.com/hokkaido_3dai_kawaii/?hl=ja

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