春はパステルカラーの服に袖を通したくなります。そんな色と合わせたいのが白の洋服。でも「私が着ると太って見えちゃうかも」と二の足を踏んでいませんか?ついでに見た目だけではなく、北海道の4月や5月はまだ雪がチラつくこともあるので防寒対策も重要。そこで今回は、札幌市東区にて色彩講師、パーソナルカラー診断・顔タイプ診断®・骨格診断の手法を使いイメージコンサルタントをしている筆者が、春らしいパステルカラーを使いつつ、防寒も叶える欲張りコーデを4つご紹介します。
ミントグリーンのパンツと白っぽいトップスを合わせて、軽やかな色使いにチャレンジ! こんな明るい色使いの時こそ、着やせ効果が高いジレの出番です。
2023年はツイード調やデニム調など、たくさんの種類のジレがお店に並んでいます。カラージレも多く見かけますが、毎日の使いやすさを考えると、白、ベージュ、グレージュあたりがおすすめ。寒さ対策には体幹部を温めることが大切。袖がないジレだから、コートを上に重ねて着ても肩周りが楽ちんです。
上の写真のように“ひとクセあるジレ+定番ジレ”を重ねて着こなすのも、今季ならではのおすすめテクニック。
普段着の強い味方、かつオフィスカジュアルがOKな職場でも使いやすい、パーカーを使ったコーディネートです。
特に寒い地域にお住まいの方は、裏起毛タイプのパーカーがおすすめ。フードが首や肩周りを温めてくれるので一石二鳥ですね。
写真のコーディネートは、カジュアルファッションになりがちなパーカーにキレイ目なタイトスカートを合わせ、大人っぽい印象に。タイトスカートはもともと着やせするシルエットなので、ここにパステルカラーを投入して春らしさ、可愛らしさをアップ!
パーカーと並んで着やすいアイテムがスウェットです。スウェットは顔タイプ診断®︎では「男の子アイテム」に分類されます。大人の女性がステキに着こなすには、これに対抗できる「女性アイテム」と組み合わせるのがおすすめ。
そこで合わせたいのが、パステルカラーのプリーツスカートです。パステルカラーは女性性を感じやすい色。さらに、プリーツスカートは歩くたびに風を受けて揺れる、女性ならではのファッションアイテムです。
骨格的にプリーツスカートのヒダが広がって着太って見えやすい方は、スカートサイズを大きくすると、プリーツが広がらずにスッキリ見えしますよ。
以前ご紹介したスウェットの着こなしについての記事も参考にしてください。
子どもっぽく見えないスウェットコーデ!この冬試したいコーデ術3選【プロ直伝】
寒がりさんにはパンツがおすすめ。ストッキングやタイツと重ねばきして体を温めましょう。
“白×ピンク”は、可愛い配色の代表。ただ、可愛すぎることにためらいを感じてしまう方もいます。そんな場合に取り入れて欲しいのが、ピンクのカラーパンツ。パンツはスカートに比べると、着やせしやすいアイテム。さらにパンツというメンズアイテムだからこそ、女性的なピンクを使って着こなすことで、大人の“白×ピンク”コーデが楽しめます。それでも可愛すぎると思う方は、バッグや靴などに黒を締め色として取り入れてみてくださいね。
洋服を明るい色やパステルカラーにするだけで、寒い日でも春を存分に楽しめます。洋服の色は明るく、素材は暖かく。この2点を押さえて、冬とは違うファッションを楽しみましょう!
***
文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
***
【ライター:山本よしみ PROFILE】
札幌で小3男子を育てるシンママ。高2の秋「ダサいから友達やめたい」と友人に言われ外見の大切さを痛感。離婚をきっかけに、専業主婦からパーソナルカラーリストへ転身。現在はaft色彩講師、カラーリスト認定講師、顔タイプや骨格アドバイザーとして活動中。「心理学+ファッション」を取り入れたメルマガが大好評。
■ユニクロの「フォーマルも普段使いもできるトップスアイテム」を使った着回しコーデ3選
■着ぶくれが気になる?太って見えがちな「タートルネック」をスッキリ着こなすコツ