北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年4月10日〜14日ピックアップ分)
お久しぶりのエゾシマリスです。
およそ半年間の冬眠から目覚めて姿を見せてくれたようで、今週は、たくさんのご投稿をいただきました。
半年ぶりに吸い込む森の空気は、さぞかし格別なのではないでしょうか?
エゾシマリスのオスは、自分のお気に入りのメスが、どこで冬眠したかを見届けてから自分も冬眠して、春には、そのメスより早く冬眠から目覚め、メスが目覚めるのを待ち構えているのだそう。
エゾシマリスの世界では、そんな〝マメ男〟が、モテるようです。
夏毛への生え変わりが、顔から始まりつつあるエゾユキウサギ。
初めてエゾユキウサギを見た時は、思っていた以上に大きいなあ、という印象でした。
胸からシッポのつけ根までの長さは、大きな子だと60cmくらいあり、中型犬のコーギーくらいに感じました。
地域によっては、いまが恋の季節のまっただ中でしょう。
エゾユキウサギは、1匹のメスが逃げるのを、3〜4匹のオスが追いかけます。
その追っかけは、1週間も続くこともあるそうで、ライバルを置き去りにして、最後まで追いかけたオスがメスをゲット。
なので〝マラソン婚〟とも表現されるのだそう。
きのうのエゾシマリスといい、メスを射止めるオスは大変ですね。
今年は、巣材を集めているシマエナガのお写真のご投稿をたくさんいただいております。
シマエナガの数が、この春は多いのかも知れませんね。
「きょうの1枚」も、巣材集めの様子、その一生懸命さに、心が打たれます。
伸び縮みするニット帽のような巣をつくるために、クモの糸や、昆虫のマユのような巣材は欠かすことができません、あと、巣の中をフカフカにする、鳥の羽毛や動物の毛なども。
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巣が写った写真のご投稿もいただいておりますが、採用はいたしません。
巣の近くで写真や動画を撮ることで、カラスに、巣のある場所を教えてしまうことにつながる可能性が高いためです、ご理解ください。
ニホンイタチです。
警戒心が強くて、なかなかしっかり見るチャンスはないと聞きましたが、@miyako_n0824 さんの前で、かわいいポーズをとってくれたようですね。
もともとは北海道には生息していなかったのですが、北海道に向かう船の中にまぎれこんで、本州からやって来たのではないかと言われています。
エゾクロテンやエゾオコジョとは、仲間なのですが、まったく違った顔つきですね。
いつも、子どもの頃に見たアメリカ映画「バットマン」を思い浮かべてしまいます。
これは、ジョン・トラボルタの映画「サタデーナイトフィーバー」の有名なワンシーンのマネですねー、そっくりすぎます。
(よくわからない世代の方々は、ぜひググってみてね!)
そして、手の先のツメが、やはりスゴイですね。
このツメのおかげで、木を勢いよく登ったり、何匹かで追いかけっこして木をグルグルと回ったり出来るのでしょう。
それにしてもかわいいポーズ!ステキなお写真ありがとうございました。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。