人里離れた山奥の宿や知る人ぞ知る隠れ湯。
心と体を癒してきた歴史ある湯治場…
日々の喧騒を忘れ非日常の世界に浸りたい。
函館を楽しむライフスタイルマガジン・ハコラク編集部から
を厳選した記事をお届けします。
森町の北西部に位置する山間で、江戸時代に開湯した濁川温泉。
1807年に「元湯」の名で創業した「元湯神泉館にこりの湯」は、濁川温泉の発祥地で
140年に渡り旅館を営み、現在は無人の日帰り温泉施設として親しまれています。
湯温の異なる3つの内風呂と、蚊帳が張られた手作りの露天風呂に、2つの源泉から汲み上げる湯は、
加水、加温、循環はせず、湯量の加減のみで温度を調節する源泉100%のかけ流し。
4代目の体阿彌仁則館主は、「美容エキスの素と言われるメタ珪酸やマグネシウムを豊富に含む泉質は
全国的にも珍しく、成分も濃い」と言う。
湯冷めしにくく肌がツルツルになるという〝美肌の湯〟として、今も昔も変わらず多くの人を癒やしています。
■元湯神泉館 にこりの湯
森町濁川85‐1
☎01374‐7‐3311
9:00~21:00(入館は20:30まで)
不定休 P有り
入浴料/大人(12歳以上)550円
子供(6歳以上)220円
幼児(3歳以上)110円
3歳未満無料
函館新聞デジタル
※掲載の内容は2023年1月の取材時点によるものです。
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