苫小牧市の髙橋明徳さん(40)と大高ニイナさん(34)が開発したティラミス「苫小牧シマエナガちゃん」が話題を集めている。

昨年春からキッチンカーやインターネットなどで販売したところ、人気を呼び、今年2月には市のふるさと納税返礼品にも選ばれた。髙橋さんは「苫小牧のスイーツと言えば『シマエナガちゃん』となるのが目標」と意気込む。

シマエナガをモチーフにしたティラミス

錦町でバーを経営する髙橋さんと、まつ毛ケアのアイリストを本業とする大高さんは「苫小牧名物のスイーツを作ろう」と、試行錯誤を繰り返して開発。昨年2月のバレンタインデーに合わせて発売した。

道産の卵やクリームチーズなどを原料に、カステラやクッキー生地を重ねて食感にこだわったカップ入りの手作りティラミス。マシュマロにチョコレートでシマエナガの顔を描いた飾りを載せている。苫小牧のウトナイ湖周辺にも生息し、かわいらしさが人気の野鳥シマエナガをアピールしたいと商品化したという。

イベントの際に出すキッチンカーや、自前のオンラインショップなどで販売し、月に300個ほど売れるときも。髙橋さんは「札幌から買い求めに来る人がいたり、ネット通販で本州方面からの注文もある」と手応えを語る。

商品は「オレオ」「はちみつ」「ほうじ茶」など6種類。苫小牧産ハスカップを使用した品もある。価格は1個440円から550円。今回、ふるさと納税の返礼品にも選ばれたことに、大高さんは「苫小牧のPRにもつながれば。将来的にはアンテナショップを設けたい」と話す。

商品は「苫小牧シマエナガちゃん」ホームページで詳しく紹介している。

苫小牧民報社

苫小牧市を中心エリアに日刊新聞の発行をしています。地域に根ざした視点で国内外のニュースをとらえ、地元に密着したニュースをお届けします。

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