江戸時代の町並みを再現した登別市のテーマパーク登別伊達時代村は、豪華七段飾りを座敷に並べた「おひなさま展示会」を村内の白萩堂で開いている。3月3日まで。
堂内には2001年4月、同村に市民から寄贈された1981年製のひな飾りなどが3セット並ぶ。同趣旨の展示会は毎年この時期に開いていたが、コロナ禍で休業したこともあり、3年ぶりの再開となった。
女の子の健やかな成長を願う3月3日の桃の節句に、ひな壇による人形飾りが現代に伝わる形で定着したのは、江戸時代後期という。来村者は見学を楽しんだり、ひな飾りを背景に写真を撮影したりしている。
入場には入村料が必要で、期間中の休村日はない。