北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年2月13日〜17日ピックアップ分)

タンチョウが、なぜ列車を迎えるの?

撮影:@mittyo2106 さん

「SL冬の湿原号」とタンチョウのツーショット、貴重なお写真ですねー。
このお写真が撮影された場所とは違うかも知れませんが、釧路と網走を結ぶ釧網線に「茅沼駅」という無人駅があります。
ここは、〝タンチョウの来る駅〟として知られています。
タンチョウを減少の危機から救おうと、昭和39年に、当時の駅長が、タンチョウのエサ場を作りました。
その給餌場は、代々の駅員に引き継がれ、昭和61年に無人駅となった後も、地元の方々に引き継がれていて、駅のホームから見える雪原に、タンチョウが美しい姿を見せてくれます。

わざと そんなとこにいるの?

撮影:@hajime7212 さん

あらら、おでこのところに枝がっ!
〝枝かぶり〟と言って、〝残念な写真〟という評価がされる場合も多いのですが、このサイトの判断基準は、「かわいいかどうか?」なので、このお写真は、迷わず採用!とさせていただきました。もともとシマエナガは、枝がゴチャゴチャしてるところが大好きな鳥。
わざと枝のあるところに行って、こちらを見てニッコリ!
そんな、いたずらっ子にも見えて、かわいさUPですー。

エゾモモンガが奏でる〝子守歌〟

撮影:@photo.tam.x さん

細い枝を折っては、冬芽だけを食べて、残った枝は地面にポイっと捨ててしまいます。
雪が降った朝に、ハルニレなどの木の下に、切り口がななめに噛み切られた枝がたくさん落ちていると、その木が、エゾモモンガたちの食事場所であることがわかります。
枝を横に持って冬芽を食べる姿は、まるで笛を吹いているかのよう。アイヌ語では「アッカムイ」、ひとつの巣穴に集まって暮らすという意味もあるようですが、「子守の神様」という意味もあるそうです。
子ども達だけに聞こえる、優しい笛の音で、子ども達をすこやかな眠りに誘っているのかもしれませんね。

〝キツネの恋〟は、なかなか大変?

撮影:@_koko_koko_ji さん

「なんか用っすか?」といった感じでふり返った顔が、もの憂げでかわいらしいですねー。
いまキタキツネは、恋の季節のまっただ中です。最初のうち、オスはメスを追いかけまわして、吠えたり、かみついたり。
で、メスも負けずに攻撃。とても激しい争いをしているかのようで、見ているこちらがハラハラしてしまいますが、しばらくするとメスが急にクンクンと甘い鳴き声を出して、なんとかOKが出た様子。
かな〜り強い抵抗に何らひるむことなく「オレといっしょになろうぜ!」と、決してあきらめない強い意志を持ったオスじゃないと、キツネの世界ではパートナーに出会えないようです。

寒さで、かわいいピンクのお手々は!?

撮影:@taiga0508 さん

とってもキュートなエゾモモンガですねー。
口もとや指先がピンク色で、かわいらしさをアップさせています。
マイナス20度を下回って、ご飯を食べているエゾモモンガのカラダに、どんどん霜がついていくような寒い朝、モモちゃんのピンクの指先が、しもやけになってしまわないか、いつも心配になるのですが、どうやら大丈夫な様子。人差し指と親指がでているカメラ用の手袋を使っている私は、モモンガ撮影に夢中になり、気づいたらしもやけになっていて、2本の指の皮がペロリとむけてしまったことがあります。なんでエゾモモンガは、しもやけにならないのだろう?

インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。

「北海道3大かわいい動物」プロジェクト

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