入学シーズン。多くのママたちの頭を悩ませるのは、式典用のスーツ。ファッション雑誌には普段使いの服をグレードアップさせ着回している事例が多く掲載されています。筆者のサロンを利用されたママたちからも、「ツイードのセットアップは着る機会が少なくてタンスの肥やしになりがち。買おうかどうしようか迷っている」との声が聞かれます。
今回は札幌市東区にて色彩講師、パーソナルカラー診断・顔タイプ診断®︎・骨格診断の手法を使いイメージコンサルタントをしている筆者が、手持ちのアイテムで乗り切る入学式コーデをご紹介します。
昨年から流行っている白のビッグリボンシャツ。ジャケットとロングスカートと一緒に組み合わせてみましょう。大きなリボンが特別感を演出します。入学式はお祝い事なので、全体的に明るい色でコーディネートするのがポイント。リボンシャツはママ友とのランチでも大活躍ですよ。
「卒入学式は同じスーツで参加したいけど、ちょっと変化をつけたいな」そんなときにおすすめなのが、ネイビーのジャケットです。ネイビーのジャケットはフォーマル感が強いため、卒業式のような厳かな式典でも大活躍。白のハイネックやボトルネックのインナーと合わせてみましょう。胸元はパールやコサージュで華やかさをプラス。ボトムスは淡い色で合わせると、入学のお祝い感を演出できます。
「そもそもジャケットは1着もありません」というママにおすすめなのが、ジレです。最近はツイードタイプのジレも多く登場。中でもツイードジレは、ツイードは着たいけど着膨れが気になるママにも大変おすすめ。おでかけ着として1枚は持っていたいアイテムです。入学式では華やかさを出すために、レース素材のスカートと大きめのイヤリングを合わせてみてくださいね。
入学式は淡い色のファッションになりがち。だから黒のタイツは不似合いです。ただ、北海道の4月はまだまだ寒い……! そこでおすすめしたいのが、肌色ストッキングの重ね履きです。1枚と2枚では暖かさが全然違いますよ。
「入学式専用のスーツはいらないけど、普段使いができるアイテムならほしい!」と思うママも多いのではないでしょうか。筆者は子どもが1人なので、入学式用のスーツを買っても小学校を卒業する6年後までは出番がないと判断し、購入せず着物で参加しました。タンスの肥やしになるくらいなら、普段着使いできるアイテムを選んだり、レンタルを活用したりする選択肢も視野にいれてみてはいかがでしょうか。
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文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
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【ライター:山本よしみ PROFILE】
札幌で小3男子を育てるシンママ。高2の秋「ダサいから友達やめたい」と友人に言われ外見の大切さを痛感。離婚をきっかけに、専業主婦からパーソナルカラーリストへ転身。現在はaft色彩講師、カラーリスト認定講師、顔タイプや骨格アドバイザーとして活動中。「心理学+ファッション」を取り入れたメルマガが大好評。
【画像】H.thymus / PIXTA(ピクスタ)
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