〝雪の妖精〟と呼ばれ、寒くなるとモフモフにふくらんだ姿がなんともかわいいシマエナガですが、なかなかひとつの場所にジッとしておらず、次から次の枝に移動して、なかなかじっくり見ることが出来ません。
以下の動画は、そんなシマエナガの貴重な動画。4Kの4倍スローモーションで撮影しているのですが、めずらしくシマエナガが同じ場所で、およそ1分にわたって、かわいらしい姿を見せています。( Youtube「北海道かわいい動物チャンネル」より )
さて今週も、インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年1月30日〜2月3日ピックアップ分)
先週土曜日の札幌はマイナス15度くらいまで冷え込み、市内の公園にもダイヤモンドダストが現れて、ビックリでした。冷え込んだときのシマエナガは、羽のあいだにたっぷりと空気をため込んで、まんまるにふくらんで、寒さをしのぎます。まんまるなシマエナガを撮ろうと、週末はカメラマンがたくさんで、シマエナガちゃん達もサービス満点でした。「きょうの1枚」のお写真も、もふもふにふくらんでますねー。〝雪の妖精〟という表現がピッタリなかわいらしさです。
大好物の、ハンノキの花穂を食べるエゾモモンガ、かわいいですねー。実際には、一心不乱に、超高速回転で、次々とトウモロコシを食べてるような感じをご想像いただけると、近いものになると思います。食べ終わったら、木を登って新しい花穂をとってきて、また同じ場所で食べることが多いです。天敵に狙われないためか、それともお気に入りの〝食事の場所〟があるからなのか、どちらなのかはわかりませんが。ななめ後ろからさした光が、かわいらしさを、一段も二段もアップさせていますねー。
去年の12月19日にも、同じようなキタキツネの狩りの写真をご紹介させていただきました。ひと目見て、「スケキヨだ〜っ!」と思ってしまいましたという話に、皆さまからたくさんの「いいね!」をいただき恐縮しました。キタキツネさんの名誉のために、もう一度お話しさせていただきますが、雪の下にいるネズミを、音を頼りにして捕まえる、キタキツネの狩りの瞬間で、ずっと雪にアタマを突っ込んでいるわけではありません。
キタキツネが、いったん上空にジャンプしてから、落ちる勢いも利用して、雪の下のネズミを捕まえる姿は、とても美しいものです。
@hironari_ota_photos さんのギャラリーに、その連続写真がありますので、ぜひぜひご覧ください。
とはいえ、やはりこのお写真、笑っちゃいますよねー、選んじゃいますよねー。
日本画のようなシンプルな構図に、色づかいが、とっても美しいお写真ですねー。「丹頂」の名前の由来にもなった、アタマのてっぺんの赤い部分は、実は毛がなく、皮膚から血の色が透けて、赤く見えています。縄張り争いや、ほかの動物を追い払うなど興奮しているときは、この赤い部分の面積が、2倍以上に広がります。「アタマに血がのぼったー!」というのは、人間もタンチョウも同じなんですね。
これまでに、たくさんのシマエナガの写真を拝見させていただきましたが、「きょうの1枚」ほど、〝生き物らしくない〟シマエナガは初めてかもしれません。
一瞬、綿毛に目とクチバシをくっつけた合成写真か?と疑ったほど。こんなにモフモフしちゃうんですね。
こんなキーホルダーが欲しい!ホント、もう言葉もありません、このかわいい姿、もう笑っちゃうほど。
あー、もう、夢に出て来そうです!
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。