2023.02.01

暮らす

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元「モーニング娘。」の紺野あさ美さんも実践!家計にも地球にもプラスになる新しい電力利用のカタチを考える

記録的な円安やウクライナ情勢の悪化などの影響で、昨年から続いている値上げラッシュ。冬の北海道では電力消費が多くなりがちですが、昨年よりも高くなった光熱費に頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか。

節電をすれば電力消費を減らしたぶんだけ電気代の節約になりますが、それ以上にさまざまなメリットがある「節電プログラム」という仕組みを知っていますか?

限りある資源の節約や再生エネルギーの有効活用にもつながる、新しい電力利用のカタチについて、この記事では解説していきます。

まずは基礎知識を身につけよう

電気を安心して使うためには

電気は私たちの暮らしに欠かせないエネルギーですが、発電した電気を多く貯めておくことができません。
私たちがたくさん電気を消費するのと同時に発電所ではたくさんの電気が作られ、消費量が少なくなったら発電量も少なくする。消費量と発電量は常に同じでなければならず、そのバランスが崩れると大規模な停電につながる恐れがあります。

原子力や天然ガス、石炭、石油などを使った発電の場合、比較的容易に発電量のコントロールが可能です。しかし、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーによる発電は、天候等によって発電量が左右されるため、こうした再エネ発電の割合が多くなればなるほど、需要量に合わせた供給が難しくなります。

無理なくお得に!節電プログラムについて知ろう

大切なのは電気の需給バランス

このような現状を踏まえ、電力会社などの供給側だけでなく、需要家(消費者)側も協力して需給バランスを保つ仕組みがディマンド・リスポンス(DR)」です。

ディマンド・リスポンスは、日本語で「需要応答」を意味します。電力消費が多くなりそうな時には、消費量を抑えたり、時間をずらしたりすることを需要家に要請し、供給量に需要量を一致させるのです。

猛暑が続いた昨年6月、東京エリアで「需給ひっ迫注意報」が発令されました。この時、電力の需要を抑えるためにDRが実施され、主に工場や大型施設など大口の需要家が要請に応えて、大規模停電を回避することができました。

ちなみにDRには需要を抑える「下げDR」と、需要を増やす「上げDR」があります。例えば好天が続いて太陽光発電の発電量が増え、需要がそれほど多くない場合などに、蓄電池や電気自動車への積極的な充電を要請する「上げDR」が行われます。
昨年、東京で実施されたDRでは主に大口需要家が要請の対象となりましたが、家庭への燃料電池の普及やIoTの活用により、これからは私たち一般消費者もDRの対象になっていくといわれています。

おサイフにうれしいメリットも!省エネのコツとは

電力の需給バランスを保って大規模停電などを防ぐことはとても大切ですが、DRにはそれ以外にもさまざまなメリットがあります。

まず、電力の需給を最適化することで、高騰する液化天然ガスの購入量を減らすなど、日本全体として、発電のための燃料調達コストを抑制することができます。
また、上げDRによって再生エネルギー由来の電力が余らないようになれば、再エネ発電の拡大の後押しになり、「カーボンニュートラル達成にも役立ちます。
私たちの家計に目を向けると、電力会社の中には「節電プログラム」を実施し、要請に応じた需要家に対し、節電したぶんとは別に、特典やポイントを用意していることもあり、おサイフにうれしいメリットを得ることができます。

紺野あさ美&杉浦稔大一家が節電にチャレンジ!

さて、DRの仕組みやメリットをご紹介しましたが、寒い冬の節電はなかなか難しいと感じている人も多いでしょう。

そこで、皆さんの背中を押すべく立ち上がったのが、北海道出身で元モーニング娘のメンバー。現在は3児のママタレントとして活躍中の紺野あさ美さん。現在、資源エネルギー庁が進めている節電プログラムのアンバサダーを務めていて、ご家族と一緒に家庭での節電にチャレンジしてくれました。ちなみにご主人は北海道日本ハムファイターズの杉浦稔大選手です。

HBCテレビ「グッチーな!」では、暖房の設定温度は低めにする、使っていない部屋の電気は消す、冷蔵庫はすぐに閉めるなど、誰でも簡単にできそうな節電方法を紹介してくれました。

紺野さんがアンバサダーを務める節電プログラムは1月31日までキャンペーンを実施していました。電力会社によっては、今後も節電に関するキャンペーン情報が出される場合もあります。ご利用の電力会社の案内をチェックしてみてはいかがでしょうか。

節電プログラムはこちら

紺野さん出演のCMはインスタグラムをチェックしてみてください。

写真提供:写真AC
Sponsored by 経済産業省資源エネルギー庁

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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