セブン―イレブン・ジャパンは今月17日、「北海道フェア」の一環として、いかめし阿部商店(森町、今井麻椰社長)の駅弁「いかめし」をアレンジした「いかめしおむすび」を、全国の1万1000店余で同時発売する。
フェアは昨年1月、同7月に続く第三弾で、商品は北海道を代表する駅弁を全国に知ってもらおうと企画した。「いかめし」はイカにコメを詰めて茹で上げているが、「おむすび」はイカの煮汁で炊き上げたご飯にイカを詰めた。今井社長と今井俊治会長が繰り返し試食し、おなじみの「秘伝のタレ」の味と香りを再現。ロゴやパッケージの色も駅弁と同様のものを使った。
80年以上親しまれてきた「いかめし」だが、コラボ商品の全国展開は今回が初めて。今井社長は「パッケージを開けた瞬間、いかめしの香りが広がる。当社のいかめしファンの方にも満足していただける」と太鼓判を押す。
16日に北斗市内の直営店で開かれた発表会には森町の岡島康輔社長も訪れ「『いかめしの町』森町を全国に発信するいい機会になる」と期待を示していた。いかめしおむすびは税込み183円。フェアは30日まで。